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花貫渓谷

茨城の三大紅葉地巡り その1

開催日 2010年11月20日(土) 晴れ
参加者 ムカエル/サリーナ/サイダー
総合評価 ★★☆
難易度 ▲▲
走行距離 53km
累積高度 1,250m
地域 関東

花貫ダムから紅葉した北の山を望む
花貫ダムから紅葉した北の山を望む

コース紹介

紅葉企画。 茨城県の北部、高萩駅から10kmほど内陸にある花貫渓谷は、アクセスの良い紅葉ポイントとして人気です。 この渓谷の紅葉を眺め、もう一つの観光地、袋田の滝へ抜けます。 この時は運良く紅葉のほぼ最盛期でした。

R461は少々車が多いので、大能からは県道を使います。 県道245号線は脇に渓流が流れる山の中の細道で、ちょっと怖いくらいにひっそりと静まり返った、サイクリングに最適な道です。

いたるところににアップダウンのあるコースですが、赤や黄に染まった紅葉の中をのんびり行くのは最高です。

Googleマップでルートを表示
総合データ(GARMIN Connect:ルート、高度、速度など。ダウンロード可)

発着地 累積距離 発着時刻 ルート 備考
高萩駅
10m
START 発09:10 一般道・R461 JR常磐線/上野07:00(スーパーひたち3号)→08:44高萩
花貫ダム
180m
7km 着09:50
発10:00

R461
太平洋が見える。周囲の山の紅葉がきれい
名馬里ヶ淵
190m
9km 着10:03
発10:07

R461
もみじがたくさん。花貫渓谷の始まり。WC
花貫渓谷・不動滝
240m
10km 着10:15
発10:30

渓谷沿い・R461
駐車場
大能
410m 昼食
14km 着11:10
発11:45

r227
昼食/せせらぎの里花お 0293-28-0088
r245入口
525m
20km 着12:20
発12:20

r245
ピーク580m。下りの途中から入る

680m
24km 着12:50
発12:50

r245
高萩市と常陸太田市の市境
行石(なめし)
280m
32km 着13:15
発13:15

R349
明神峠
370m
35km 着13:40
発13:40

一般道
小さな峠
480m
38km 着14:00
発14:00

一般道
立神
240m
44km
46km
着14:40
発14:50

一般道
目立たない曲がり角を南へ。
北へ1kmほど行ってしまった。
滝見の湯
230m
49km 着15:00
発15:00

一般道

月居山を廻る旧道、ピーク265m
袋田
115m
53km 着15:25 泊/北條館別館 0295-72-3511 12,000円
日の入り16:27 高萩市観光協会 大子町観光協会 大子町

高萩駅高萩駅

茨城県北部の紅葉を楽しもうと乗り込んだJR常磐線の特急スーパーひたち号からは、日立駅を過ぎると右手に太平洋が見え出します。 そのきらきら輝く海を眺めているうちに高萩駅に到着です。

小さなかわいらしい駅舎の前で自転車を組み立てていると、タクシーの運転手さんが、

『山へ行くんですか? 昨日そっち方面へ行ったけれど、とってもきれいでしたよ。』 と声を掛けてくれました。 この言葉にぐっと紅葉への期待が盛り上がってきます。

高萩の農村高萩の農村

街外れから激坂を上って丘の上へ出、ちょっとした住宅地を抜けると、あたりには農村の風景が広がっていました。 裏山の針葉樹の合間にある広葉樹は、僅かながら赤や黄に染まりつつあるようです。

旧街道らしき道旧街道らしき道

その高台から下に下りるとそこは旧街道なのか、立派な家々が並んでいます。 大きな門や塀、そして蔵などを眺めながら進みます。

R461R461

ほどなくR461に合流。 この国道は海岸線を走るR6と内陸の袋田あたりを繋ぐこのあたりで唯一の道なので車が多く、その上路肩がないので少々走りにくい。 しかし目当ての花貫渓谷へ向かうにはこの道を使うしかありません。 この時期は紅葉見物の大型バスも通るので、慎重に進みます。

染まってきた紅葉染まってきた紅葉

道は穏やかな上り。 常磐自動車道の黄色い高架をくぐると、道脇の木々は赤や黄のものが多くなってきます。 奥の山へと進むにつれ、この度合いが高まり、それに呼応してわくわくドキドキ感も強まってきます。

花貫ダムから東方面を望む花貫ダムから東方面を望む

左手の視界が開けると花貫ダムに到着。 ダムの上を進むと四方に視界が開けます。 この周囲の山々には微妙な様々な色がちりばめられていました。

東方面を見れば山間から太平洋が顔を出しています。

花貫ダムの湖花貫ダムの湖

ひっそりとしたダム湖に映る山もきれいに色付いています。 純光を受けた北の山は紅葉の真っ盛りのようで、ため息が出そう!(TOP写真参照)

名馬里ヶ淵名馬里ヶ淵

しばらくダムの上で紅葉を楽しんだあとは花貫渓谷へと向かいます。 ダムを出るとすぐ左手に渓谷のせせらぎを感じるようになり、逆光に照らし出されたもみじのトンネルが見えてきます。

名馬里ヶ淵のもみじ名馬里ヶ淵のもみじ

『名馬里ヶ淵』の看板があるこの付近には車が停まり、ちょっとした人で賑わっていました。 脇には渓流が流れ、道沿いにもみじがたくさん植えられています。 ここはもうすでに花貫渓谷の一部のようです。

続・名馬里ヶ淵のもみじ続・名馬里ヶ淵のもみじ

やや盛期は過ぎた感がありますが、それでもここの真っ赤になったもみじはとてもきれい。

不動滝不動滝

名馬里ヶ淵をあとにし『花貫渓谷→』の道路標識に従って旧道を進むと、渓谷の駐車場に到着します。 さすがに紅葉で有名な渓谷だけあり、この日は満車。 大型バスもずら〜っと並んでいます。

その駐車場の奥に滝があるというので寄ってみました。 遊歩道をほんの少し歩くと下に沢が現れ、そこにひっそりとこの不動滝がありました。 不動というには大分小さく、大きさ、迫力の点ではちとがっかりですが、滝壺の水は澄んだ深い碧で、とてもきれいです。

この側にはもう一つ乙女の滝というのもあります。

花貫渓谷のもみじ花貫渓谷のもみじ

さて、ここから本日の目玉の一つである紅葉並木が始まります。 その紅葉は名所になるだけのことはあり、とてもきれいです。

超満員の吊り橋超満員の吊り橋

上を見上げている分には大変結構なのですが、目の前には旗振りのガイドを先頭に、団体さんがぐちゃ〜っとおられるのです。。 ハイキングコースの入口になる吊り橋はご覧の通りで、この波に入ったら最後、行くも引くもできなくなりそうです。

渓谷沿いを行く渓谷沿いを行く

止むなく吊り橋を渡るのは諦めて、渓谷沿いの道を上流へと進みます。 この道は普段は車が通れるのかもしれませんが、この日は通行止めで車はなし。 その代わり、人がたくさんいます。

青空と赤と黄青空と赤と黄

この日はお天気で爽やか。

微妙なコントラストのもみじ微妙なコントラストのもみじ

日が入ったもみじは大変美しい。

大能付近の山の景色大能付近の山の景色

花貫渓谷の紅葉を堪能したあとは、R461で西へ向かいます。 7〜800m行くと国道の川を隔てた反対側に1kmほど続く細道が現れます。 静かな気持ちの良さそうな道だったのですが、入り損ねて国道を行ってしまいました。 残念。

大能から山へ向かう大能から山へ向かう

大能で昼食をとったあとは国道を離れ、山へと向かいます。 国道よりカントリーロードの方が車が少なく、快適そうだったからです。

一車線の静かな道はまずは穏やかな上り。

r227をどんどん上るr227をどんどん上る

あるところで道巾が広がり、新しい舗装の二車線になりました。 この道でどんどん山を上って行きます。 このあたりはまだまだ林業が盛んなのか、山はきれいに管理され、木を切り出す作業をしているところなどが見られました。

この道、ほとんど車は通りません。

r245を行くr245を行く

少々へこたれてきたころようやく峠を越えたようで、今度は急な坂を下り出します。 その坂が下り切らないところにr245の入口はありました。 このr245、これが本当に県道?というような、細い道です。

多摩センター駅せせらぎの脇を行く

この道を入るとまずは針葉樹林の中を行きます。 道脇には渓流が流れていてとてもいい感じです。 黒い木々の中、ところどころで鮮やかな赤や黄の広葉樹が映えます。

しかし道は上りなのです。

緑を背景に映える真っ赤なもみじ緑を背景に映える真っ赤なもみじ

へ〜こらしながら上り続け、前が明るくなると今度は広葉樹林が広がります。 同じ林でも木の種類によりずいぶんと雰囲気が違います。

さらに進めば針葉樹の中に真っ赤な紅葉が。

絵に描いたようなもみじ絵に描いたようなもみじ

暗い針葉樹を背景にすると、もみじの赤が一層際立ちます。

広葉樹の間を下る広葉樹の間を下る

一人で走るのはちょっと怖いような薄暗い森が少し明るくなってくると、道は下りに転じました。 お〜これでもう漕がなくてもいいのか〜 と安心するも、その後ちょっとした上り返しが。。

落ち葉の中を下り続ける落ち葉の中を下り続ける

しかし大きな上り返しは一回だけで、その後は順調に下り続けます。 まったくと言っていいほど車が通らないここは、とっても快適です。 道端には落ち葉が溜まり、踏むたびにカサカサ、カサコソと音を立てます。

激坂を下る激坂を下る

この素敵な道がちょっと広い道に合流すると周囲は厚い針葉樹林に覆われ、極端に暗くなります。 そしてそこからは激坂の下りとなりました。 手が痺れるくらいにブレーキレバーを握りしめて、コーナーでオーバーランしないように慎重に下り続けます。

R349を行くR349を行く

400mを一気に下り、気圧の変化で耳が痛くなる頃、ようやく下のR349に到達しました。 ここから袋田に抜ける順当なルートはr22の猪ノ鼻峠越えだと思いますが、その道は袋田の滝の観光の車が多く使いそうなので、北へ向かい明神峠から西へ入る道を行くことにしました。

R349は昔の街道なのか、かなり立派な民家が建ち並んでいます。

明神峠からの道明神峠からの道

明神峠まではゆるい上りです。 明神峠から西へ向かう道は比較的新しい二車線の広めの道で、こちらもしばらくは上りが続きます。

南の山々を望む南の山々を望む

この道の周辺には牧場がいくつかあるようなのですが、周囲はたいてい木々に囲まれていて、広々とした牧草地というものは見当たりません。 しかしところどころで視界が開け、ちょっと遠くの山々を見晴らすことができます。

小さなピークを越えて下り、またちょっと上っては下りを何回か繰り返します。

立神から滝見の湯へ向かう立神から滝見の湯へ向かう

r33を越え、しばらく行くと下りが上りに転じ、その坂をえっさこらよいよいと上っては見たものの、どうも方向が違うようです。 道は北西へ向かっている。 道が新しくなったのか、広い道がそのまま続いていたので小さな曲がり角を見過ごしたようです。 ちょっと戻って南へ向かう道に入りました。

のどかな景色のどかな景色

この道は猪ノ鼻峠を越えた先にある『滝見の湯』のところに出る道で、まさにカントリーロード。 道脇には小さな民家がいくつか、その後ろに里山、下には田畑が開け、ずっと先にはまた別の山が見えます。

ルンルン行ける、田舎の最高の道です。

月居山を廻る旧道月居山を廻る旧道

楽しいカントリーロードで『滝見の湯』に出たあとは、月居山(つきおれさん)を廻る旧道に入ります。 新しいR461は結構な交通量ですが、こちらの旧道はまったくといっていいほど、車は通りません。

静かな山道をゆっくりと上って行きます。

信号のあるトンネル信号のあるトンネル

勾配が緩やかになり、どうやら頂上付近らしいと感じた時、目の前に現れたのはトンネルです。 トンネル自体はどこにでもあるようなものですが、そのすぐ手前に信号機があるのがちょっと珍しいですね。

このトンネル、内部に照明がまったくなく、真っ暗でかなり怖い。

夕暮れの山々夕暮れの山々

トンネルを抜けるとその先には色付いた山々が広がっていました。 この時は太陽が雲の中だったのがちょっと残念ですが、素晴らしくデリケートな木々の色合いが印象的です。

このあとは激坂で袋田へ下りました。 この最後に通った旧道、『滝見の湯』側からの上りはそれほど困難ではありませんが、袋田側からはとっても大変です。

この日の紅葉はどこもとっても素晴らしく、期待以上のものでした。 明日はこの近くの袋田の滝と竜神峡渓谷を巡ります。 どちらも紅葉で有名なところなので、今日以上に楽しみです。

ひとこと by ムカエル

秋ですね〜。 と言う訳で行って参りました紅葉狩りポタ。 久し振りの一泊二日企画です。 ただでさえ荷物が多い私、今回は更に秘密兵器を持参したのでたった一泊二日なのにデイパックはパンパン。 でも好きな道の為ならば気になりません。

朝6時地元発の電車に乗り集合地点のJR常磐線高萩駅に向かったのでした。 高萩駅は上野駅から特急に乗って1時間45分の旅程。 特急が止まる割には意外と小振りな駅で、早くも旅の気分満々です。 早速自転車を組み立て、GPSで位置を確認。 いやー、流石田舎、地図がスカスカでなーんにも出てこない、、、と思ったら大間違い。 旧式GPSなので行く先々の地図をインストール必要があるのに、それを忘れていたから真っ白な画面にルートだけが表示されていたのでした! まぁサイダーが居るから大丈夫、といつもの様に開き直り出発。

出発直後の高萩高校の脇に抜けるルートはかなりの激坂です。 きっと高萩高校の生徒達は足腰が鍛えられている事でしょう。 最初の見所は花貫ダム。 ダムの中央付近からは遠く太平洋を望む事が出来ます。 海の見えるダムって珍しい。 ダムを後にして次は名馬里ヶ淵、花貫渓谷へと進みます。 丁度紅葉狩りにぴったりの時期で、ルート沿いにずーと見事な紅葉をめでる事が出来ました。 まさに秋満喫。 それにしても花貫渓谷は紅葉の名所なだけに物凄い人出でしたよ。 あまりの人ごみで橋を渡る事が出来なかったのはちょっと残念。

宿に到着したのは3時半とちょっと早目の時間。 皆さんは早速温泉に、そして私は秘密兵器を取り出していそいそと設置。 宿の窓から釣竿を突き出してトンツートンツー。 フフフ、電波中毒なオヤジなのです。 それにしても二日目の早朝からトンツーゴソゴソとお二人の安眠を妨害してごめんね、サイダー、ペタッチ。 次回はもうちょっと静かにやるからね!(←全然懲りてない)

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uploaded:2010-11-23