1521

笠山峠(七重峠)

開催日 2015年12月05日(土)快晴無風
参加者 クッキー/サイダー
総合評価 ★★
難易度 ▲▲
走行距離 60km
累積高度 1,250m
地域 首都圏

笠山峠(七重峠)から関東平野を見渡す
笠山峠(七重峠)から関東平野を見渡す

コース紹介

堂平山と笠山の間にある笠山峠を。高麗川自転車道から毛呂に抜け、柚子が実る田舎道を上り桂木観音へ。上谷の大クスノキを眺め、都幾川から七重を経て林道栗山七重線で笠山峠へ。広大な関東平野を眺め、小川町まで壮快なダウンヒル。

動画(05'50" 音声:BGMのみ)

Googleマップでルートを表示ルートデータ(gpxファイル)
総合データ(GARMIN Connect:ルート、高度、速度など)

発着地 累積距離 発着時刻  ルート 備考
坂戸駅
30m
START 発08:10 一般道、高麗川 東武東上線:池袋07:00→07:45坂戸 590円
若宮橋
30m
3km 着08:20
発08:20

高麗川、葛川
高麗川に架かる沈下橋
この時は架け替えで通れず
毛呂駅
80m
11km 着09:00
発09:05

桂木川
JR八高線
ゆず畑の間を上る
桂木観音
270m
16km 着09:45
発10:00

一般道
眺望
山道のアップダウンから下りへ
大満
130m
19km 着10:10
発10:10

越辺川
越辺川をはさみ、右岸と左岸の細道を行く
越生(おごせ)
90m
23km 着10:20
発10:20

一般道
梅林がたくさん
上谷(かみやつ)
240m
24km 着10:40
発11:00

一般道
大クスノキ
宿
150m 昼食
31km 着11:35
発12:55

r172など
蕎麦:とき庵
都幾川
七重
370m
35km 着13:40
発13:55

林道栗山七重線
七重川、東100mに七重休憩所
舗装路
笠山峠(七重峠)
690m
40km 着14:40
発15:05

林道萩殿線
栗山七重線を上り切ると林道栗山線
峠から西が林道萩殿線、下に甘露水
白石
310m
44km 着15:20
発15:20

r11
槻川
落合
170m
53km 着15:30
発15:30

r11など
槻川と大内沢川の落合
小松屋本店
140m
54km 着15:50
発16:25

一般道
和菓子
小川町駅
90m
60km 着16:50 太田ホルモン
東武東上線 池袋まで1h15′
日の入り16:29/森林管理道(林道)の通行止め情報/ 

坂戸駅坂戸駅

関東地方にもついに冬がやってきたようで、10日ほど前からかなり冷え込んできました。師走に入ったこの日の朝の気温は6°Cと寒く、ダウンジャケットのお出まし。しかし日中は16°Cまで上がるといい、しかも快晴で風もなく、絶好のサイクリング日和となりました。

こんなお天気の中、坂戸駅前に降り立ったのはなんとクッキーとサイダーの二人のみ。山はジオポタでは相変わらず人気がないのです。

高麗川自転車道高麗川自転車道

今日はまず桂木観音に上り、メインディッシュとして笠山峠を用意しました。桂木観音は毛呂からアプローチするので毛呂駅集合でも良かったのですが、それだと上りに入るまでに身体が温まらないので、坂戸から毛呂までの準備運動区間を設けたのです。

坂戸駅からすぐ高麗川の土手に上ります。この土手には短い区間ですが自転車道が整備されていて、快適に走れます。

高麗川から見る富士山高麗川から見る富士山

そしてこの自転車道からは富士山が。

どこから見ても富士山はいいものですね。

高麗川高麗川

高麗川にはいくつも沈下橋が架かっており、この日は若宮橋を渡る予定でしたが、その若宮橋は架け替えの工事中だったので、次のr114の橋を渡って進みます。

毛呂山の畑毛呂山の畑

r114は交通量が多いので裏道に廻れば、そこは畑の中で、日影には霜が降りています。

葛川沿い葛川沿い

ほどなく道は用水路のような細い葛川沿いとなります。

こうした道は車はもちろん、モーターバイクもロードバイクも通らず快適です。

ちょっと森の中ちょっと森の中

東武越生線を越え、八高線の手前で枝道に入れば、そこは小さな森を抜け、畑の中を行く砂利道になったのでした。

このあたりは紅葉がちょうどいい頃で、積もった落ち葉がカサコソいう音も気持ちいい。

毛呂駅付近毛呂駅付近

八高線にぶつかるともうすぐ毛呂駅です。道はもう何も残っていない田んぼの中を行きます。

毛呂駅毛呂駅

八高線のかわいらしい毛呂駅に到着。

身体がようやく暖まってきたので、ここでダウンジャケットを脱ぎ、身支度を整えます。

山が見えてくる山が見えてくる

毛呂駅を出るとすぐ、行く手に小高い山が見えてきます。

あの山の上に桂木観音は建っています。

柚子畑の横を上る柚子畑の横を上る

民家がまばらになってくると、周囲は柚子の畑になります。このあたりは毛呂山柚子の産地なのです。その柚子は今が出荷の最盛期で、あちこちの畑で農家の方が柚子をもぎ取っています。

あたりに漂う香りがあまりに良かったので、近くにいた農家の方に少し譲ってくださいとお願いすると、快く承諾してくれました。採ったばかりの特大柚子6〜7個で100円也。

いよいよ上りいよいよ上り

柚子畑が終わり、道脇に『桂木川』の表示が見えるようになると、いよいよ本格的な上りになります。

10%超え10%超え

穏やかなカーブがヘアピンカーブに変わると、勾配も一気に上昇、軽く10%を超えるようになります。

その坂をヘコヘコと上り詰めるクッキー。

柚子とみかん、100円也柚子とみかん、100円也

この坂道の途中に何箇所か柚子を売っているところがありました。どれも一袋100円也。

私たちが先ほどいただいたのは、この柚子の1.5倍ほどの特大サイズですよ〜

柚子と紅葉柚子と紅葉

この無人販売所で足を着いたが最後、上り出せずにその後は押しに。

柚子と真っ赤になったもみじを眺めつつ、よろよろと自転車を押し上げます。

桂木観音桂木観音

最後は20%はあるんじゃあないかと思われるような超激坂を押し上げて、なんとか桂木観音に到着です。

桂木観音前にて桂木観音前にて

桂木観音の山は桂木山というようで、これは『行基菩薩が東国行脚をした時、大和の葛城山に似ているところからカツラキと名付けた』(毛呂山町資料より)そうです。

その桂木観音からは関東平野が一望にできます。空を突き抜けるスカイツリーの姿も。

桂木観音からの下り桂木観音からの下り

桂木観音からは一気に下り、と思ったら、これがそうでもなく、その後上り返しと小さなアップダウンが2kmほど続き、ようやく下りになるのでした。

この下り、やっぱり寒い!

大満大満

越辺川(おっぺがわ)の谷筋に下るとそこにはr61が通っていますが、私たちはしばらく右岸の細道を行きます。

カントリーロードを行くクッキーカントリーロードを行くクッキー

その道が途絶えたところで今度は左岸に渡り、r61の向こう側に延びる細道に。

このあたりはもう越生に入ったようで、道脇には梅の木がたくさん。

越生の山越生の山

のんびりしたカントリーロードの先には小高い山が見えています。

この先はあの山の向こう側に廻り込み、上谷の大クスノキまで上り詰めます。

山の紅葉山の紅葉

越生梅林の手前で西に向かうと、てっぺんが紅葉している山が見えてきます。

上るロードバイカー上るロードバイカー

道は徐々に細くなり、ついに山道に。その山道をロードバイクに跨がる人々が駆け上っていきます。

私たちはその後ろ姿を眺めながら、ゆっくり上り詰めます。

上谷の大クスノキ前上谷の大クスノキ前

もうすぐ上谷というところで激坂登場。今日何度目かの押しに入るクッキーでした。

上谷の大クスノキ上谷の大クスノキ

この道が大きくUターンするところの奥に、大クスノキは立っています。

幹周り15m、高さ30m、樹齢は1,000年以上と推定される巨木で、その根本まで近付けば圧倒的迫力が感じられます。

大附への上り大附への上り

上谷の大クスノキからエネルギーをもらって弓立山の麓まで下ると、そこから再び山道の上りが始まります。

大附のみかん農園大附のみかん農園

上った先は大附。

毛呂山が柚子ならこちらはみかんの産地として有名で、あちこちにみかん狩りの幟が立っています。

大附からの眺め大附からの眺め

弓立山の南斜面になるここはぽっかぽかで眺めも良く、快適です。

それにしても今日のコースは気温差が激しい。山の中の日影はおそらく5°Cを下回っており凍えるようですが、このあたりは20°C近くになっているでしょう。

大附からの上り大附からの上り

大附からは弓立山を廻るようにしてゆっくり上り、ゴルフ場のクラブハウスから都幾川の筋に下ります。

都幾山あたり都幾山あたり

いい色になっている都幾山を背にした宿の集落が見えてきました。

とき庵とき庵

その中のそば屋でお昼に。ここの蕎麦はかなり黒い色をしていて、標準は九割だそうですが十割そばもあります。

クッキーは地野菜の天もりそば、サイダーは冷たい鴨汁そばを。とってもおいしいです。

宿の集落宿の集落

昼食後は都幾川に沿うr172大野東松山線をしばらく西へ。

紅葉のもみじ紅葉のもみじ

道脇のもみじが真っ赤。

七重への上り口七重への上り口

道が都幾川を離れ七重川に沿うようにして大きくカーブすると、その先に七重に上る細道の入口が見えてきます。この細道は序盤からきつそうな雰囲気。

『え〜、あの道ですかぁ〜。。いきなり挫けるぅ〜』と、上り出す前から戦意喪失のクッキーなのでした。

紅葉の中を押し上げる紅葉の中を押し上げる

七重に上る道はこの先にもう一本あり、そちらの方が楽そうではあったのですが、1kmほど余計にr172を走らなければならないので、この道に突入。

そして、あっけなく即押しという結末に。ありゃりゃ。。

気を取り直して上るクッキー気を取り直して上るクッキー

序盤の急斜度のところを過ぎるとやや勾配が落ち着き、気を取り直して乗り出します。

えっこらよっこら、のろのろと進んで七重の分岐に到着。

林道栗山七重線入口林道栗山七重線入口

ここのすぐ東にはハイカーのための休憩所があり、時々お世話になるのですが、今回はそこまで上るのも面倒ということで、道横の畑の端っこで一休み。

さて、ここからいよいよ最後の試練、林道栗山七重線に入ります。

林道栗山七重線からの眺め林道栗山七重線からの眺め

林道栗山七重線を上り出すとすぐ、南東の視界が開け、重なる山並みが見えます。

気持ちいい〜

戦意喪失で押しに戦意喪失で押しに

この眺望を横目にさらに上り続けますが、

『わ、わたし、もうダメですぅ〜』と、押しに入るクッキー。

ま、ここまで来ればあと全部押しても問題ない距離です。

切り出された針葉樹切り出された針葉樹

しばらく押しているうちに勾配が落ち着き、なんとか自転車に乗って上り出します。

所々に山から切り出された針葉樹が横たわっています。このあたりの林業はまだ多少なりとも活力が残っているようです。

北東の眺望北東の眺望

腰越でいったんピークを迎えた道は北東に視界が開け、少し下ってまた上りに入ります。

先には笠山の姿がはっきり見え出し、本日の到達点の『笠山峠→』の表示も現れます。

笠山とV字坂笠山とV字坂

しかしその笠山にはVの字で上って行く道が。

『え〜、まさかあれをいくんじゃあないですよね。。』 と、クッキーが叫ぶ。

いえいえ、あれ、行くのよね。

笠山に向かうクッキー笠山に向かうクッキー

暗い森を抜け、一気に明るい日差しの中に出て、ちょっとやる気が出てきたクッキーが笠山を目指して進む。しかしクッキーの自転車からは妙なミシミシという音が。

『クッキー、ギア、ちょっと変なんじゃない?』と、サイダー。

『えっ、あっ、あれ〜』と、クッキー。

ことの顛末はあとで。

林道栗山線林道栗山線

あのV字の下の道を上ってその折り返し点に辿り着くと、そこが林道栗山七重線の終点です。ここからは林道栗山線となり、V字を折り返して笠山峠に向かいます。

この林道栗山線に入ると笠山峠まではすぐなのですが、これがかなりきつい。

笠山峠笠山峠

よろよろ〜っと、笠山峠到着。この峠の名はいくつかの資料には笠山峠と記されていますが、現地の林道の案内板には七重峠とありますから、七重峠とも呼ばれるのでしょう。ここから北には砂利道の林道萩平笠山線が延びています。

峠では切り出された針葉樹があっちからこっちに移動され、積み上げられている最中でした。この道がれっきとした林道であることを改めて感じさせられます。

笠山峠から関東平野を望む笠山峠から関東平野を望む

林道萩平笠山線が分岐する地点から100mほど西に、関東平野が一望できるところがあります。

ここは絶景!

笠山峠から白石への下り笠山峠から白石への下り

関東平野を眺め、切り出された針葉樹の移動作業を眺めつつ休憩したら、白石に下ります。

この下りは豪快。

燃える山燃える山

下っていく途中、向かいの山が見事に紅葉している姿が目に飛び込んできます。

このあたりはもう落葉しているかと思っていたのですが、最後の紅葉に間に合ったようです。

槻川沿いの山槻川沿いの山

白石からはr11をまっしぐら。

道沿いの山もいい色です。

r11r11

槻川に沿うr11は、白石のあたりはかつての風情を留めていますが、少し下ると二車線に拡幅されており、かなり開けた印象になってきます。

そのためかこの道はかつてより交通量が多くなり、特にモーターバイクの往来が激しくなったような気がします。

落合の紅葉落合の紅葉

ぐわーっと下って、落合の交差点までやってきました。

向かいの山もいい色です。

槻川と山槻川と山

落合からもしばらくはr11を行きますが、東秩父村役場のところで槻川に架かる小さな流れ橋を渡り、対岸へ。

傾いてきた陽の光を受けた山がいい感じです。

田んぼの中のカントリーロード田んぼの中のカントリーロード

そこからはr11に沿って延びるカントリーロードを進みます。

もう何も残っていない田んぼの片隅では、なにやらたき火が行われています。

つると塩羊羹つると塩羊羹

安戸の集落に入り、和菓子の小松屋本店で一服。寛政三年(1791年)の創業以来、今日まで味と伝統を守り抜いてきたという素朴な『つる』と塩羊羹をいただきました。

上りで失ったエネルギーが充填される感じです。

安戸付近の槻川安戸付近の槻川

ここの槻川は細く、穏やかな流れ。

槻川沿いの細道槻川沿いの細道

その槻川に沿って進み、

矢岸歩道橋矢岸歩道橋

いったんr11に出て、腰越でちょっとレトロな矢岸歩道橋を渡り、カントリーロードで小川町へ。

快晴で暖かなこの日のサイクリングはとても気持ち良く、何度か見えた関東平野の眺望も素晴らしかったです。山道は何度も押して上ったけれど、押しても引いても、とにかく頂上まで辿り着ければいいのです。

でもクッキー、アウターギアじゃあいくらがんばっても上れないよ。(笑)


関連レポート

0518 笠山峠
0515 黒山三滝

日本自転車コースリスト GEO POTTERING home
GEO POTTERING trademark

GEO POTTERING
uploaded:2015-12-07