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キューバ 5

Vinales〜San Diego de los Banos〜Soroa

総合評価 ★★☆
開催日 2005.01.03(月)- 2005.01.04(火) 難易度 ▲▲
参加者 サリーナ/サイダー

高速道路を突っ走るサイダー
高速道路を突っ走るサイダー

◆ コース紹介

風光明媚なヴィニャーレスから温泉保養地サンディエゴ・デ・ロス・バニョスを経て、田舎の小さな村ソロアまで。 パイナップルやタバコの畑、山の中のワイルドな激坂、馬車も通る田舎道に高速道路、時にガタボコ道と、変化に富んだ楽しいコースです。

地図
地図ベース:Perry-Castaneda Library Map Collection

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月日 コース 走行距離 評価 備考
0103 (月) Vinales〜San Diego de los Banos 65km ★★★ 自転車
泊/Hotel Mirador 41CUC(朝食込)
0104 (火) San Diego de los Banos〜Soroa 58km ★★ 自転車
民泊/Maite 25CUC

温泉保養地サンディエゴ・デ・ロス・バニョスへ

ヴィニャーレスを出るヴィニャーレスを出る

ヴィニャーレスでおいしい朝食をタップリ食べて、今日からハバナに向かって移動です。 まず目指すのは、ひなびた温泉保養地だというサンディエゴ・デ・ロス・バニョス。 天気もよく、モゴテの山々の間の村を抜けていきます。

ヴィニャーレス郊外の畑ヴィニャーレス郊外の畑

ここはピンと突き出した葉っぱの畑(写真)。 何かな、と思ったら、茎が延びた先にちっちゃいパイナップルが。 タバコの畑もあり、ところどころに屋根をヤシの葉で覆ったタバコの乾燥小屋がありました。 村の風景を楽しみながら走ります。

パルマの通りパルマの通り

11時過ぎ、パルマという街に到着。 ここを過ぎると街はなさそうなので、ちょっと早いけどお昼にしようと、街角の小さなホテルのレストランへ。 でもレストランには誰もいない。 横のバーのおじさんに『食事できますか?』と尋ねると、『いや、12時半から』とあっさり。 じゃあここで黄金の液体でも…と頼もうとすると、『ない』

何だよ〜『バー』って書いてあるのに!と怒りつつ、通りを黄金の液体求めてさまよう。 ころがやっとお店を見つけたものの、何10人もの行列が。 あきらめて、せめてジュースでも…と元のレストランのバーに戻る。 おじさんにレモンソーダを注文したあと『ここはバーでしょ? 何で黄金の液体がないの?』と質問した。 そしたらおじさん『え、飲みたいの? 昨夜飲んじゃったから今ないけど、買ってきてやるよ』と買ってきてくれた上、『ひょっとしてお腹もすいてるの? 鶏でよかったら急いでつくるよ』『フレッシュジュース飲む?』とものすごく親切なのだ。 そうか、ここは社会主義の国なんだ、と気がついた。 商売っ気というのはまるでない。 でも情の熱いラテン系、困っている人を見たらほっておけないのだ。 鶏のランチは結構いけました。 資本主義の観念に染まった自分を思い知らされた出来事でした。

満員のトラックバス満員のトラックバス

満腹のあとは、いきなり激坂が来た! しばらくよろよろ上っていた2人だが、推定15%の勾配になってついにダウン。 後ろからやはりよろよろ上ってきた満杯のトラックに抜かれてしまった。 でも景色はなかなかすばらしい。

激坂が続く激坂が続く

脇道のコースに入ると、さらにワイルドな激坂が待っていた。 人も車も全く通らない。 ずっと続く上りに、またも『押し』。 今日は温泉保養地にたどり着けるのか? こんなところにタクシーなんてないぞ!(笑)

穴ぼこだらけの道を行く穴ぼこだらけの道を行く

やっと下りになった。 ところが今度は穴ぼこだらけの『ロード』とは思えないロード。 ガイドブックによれば、ここは2000年のキューバ最高の自転車レース『ヴェルタ・ア・クーバ』のコースだったというからびっくり! スピードを出すと危ないのでゆっくり行きます。

サンディエゴ・デ・ロス・バニョスのホテルのプールサンディエゴ・デ・ロス・バニョスのホテルのプール

くたくたの汗まみれで温泉保養地サンディエゴ・デ・ロス・バニョスに着いたのは午後4時過ぎ。 ここではホテルに宿をとり、とにかく体を冷やそうとプールに飛び込んだ。 ひゃ〜冷たい! 

泳いだあとは定番『モヒート』を飲みながら、プールサイド・カフェのDJたちとおしゃべり。 『ここの温泉はいいぜ! 明日行くといいよ』

日本の温泉とは大分様子が違う日本の温泉とは大分様子が違う

翌朝、せっかくだから温泉に行ってみることにした。 ホテルのすぐ隣です。 白っぽいコンクリートの建物の入口には、お客さんらしいおばあさんたちや白衣のおばさんたちが。 受け付けで『入浴、マッサージがありますけど、どうしますか?』と聞かれ、朝からマッサージすると走れないよなあ、と入浴だけにすることにした。 個室入浴はこんな感じ(写真)で療養ムードです。 体温と同じくらいのお湯に20分つかります。 日本の温泉に慣れている身としては、ちょっと盛り上がりに欠けますね。

Birdyに乗るニュージーランドのカップルBirdyに乗るニュージーランドのカップル

ホテルに戻って出発の準備をしていると、サイクリストも3組くらいいました。 そして、何とBirdyのカップルも! ニュージーランドから来たんだって。 

3組とも私たちとは逆方向で、本日はヴィニャーレスに向かいます。 『え、これからソロアに行くの? それは大変だねえ…』 そうです。 我々はずっと向い風コースを走っているのでした。 でも交差する行程なので、お互い宿のアドレスなど情報交換して、いざ出発!

馬車と走る馬車と走る

しばらくは村と村を結ぶ一般道Carretera Centralを走ります。 ご覧のとおりののんびり道で、走っているのは馬車や自転車、そしてたまにトラックが満杯の人々を積んで通り過ぎます。 村の交差点には、乗せてくれるトラックが通るのを辛抱強く待つ人たちが何人もいます。 たまに通勤姿の人もいるけど、ちゃんと定時に着けるのかなあ?

高速道路をカッ飛ぶサイダー高速道路をカッ飛ぶサイダー

ガイドブックのコースでは、途中から自動車道路Autopistaに入ります。 日本でいうと高速道路なのでしょうが、広い道路を走る車は少なく、自転車をちらほら見かけます。 まっすぐな広い道が延々と続く。 走り屋には楽しい道かもしれませんが、のんびり旅の我々、途中に村もなく、ましてや向い風で、すぐに疲れて飽きてしまいました。

へろへろのサリーナへろへろのサリーナ

『やっぱりCarretera Centralに戻ろう!』  Autopistaと交差するCarretera Centralは、土手を上った上にあります。 向い風と、日陰のない高速道路の暑さと単調さ、しかもハンガーノック体質のサリーナはへろへろ。 もう1時を過ぎています。 何とか少し大きめの村サン・クリストバルまでたどり着き、街角で出会った学生さんに案内されて、住宅地の一角にあるレストランでやっとお昼にありつきました。

キューバのサイクリストとキューバのサイクリストと

サン・クリストバルを出たのは3時、まだまだ暑い。 ソロアまではあと15kmくらいだが、今日のコースは最後に上りがある。 カンデラリアという村で北に折れ、いよいよ上りに入った。 その時、『やあ。 どこまで行くの?』と声をかけてきたのは、かっこいいサイクリストだ。 一緒に走っていろいろおしゃべりしているうちに『ヴエルタ・ア・クーバ(キューバ最高の自転車レース)に出るの?』と冗談半分で聞けば『そう、良く知っているね。出るんだよ。』とのこと。 どうやら本物のトップアスリートらしい。

おしゃべりしているうちに上りがきつくなり、彼とサイダーは先行、サリーナはよろよろ超低速で続くが、

『も、もうだめ〜』

そこでソロアの少し手前で彼に民宿を紹介してもらいました。

民宿に着き握手するサイダー民宿に着き握手するサイダー

民宿でもしばらくおしゃべり、自転車談議で大いに盛り上がったのでした。

『私はチッポリーナ!』

『わしはレモンだぜ!』

『僕はクライマーでTTも得意。 カセロが好きだな〜』

彼はヴェルタ・ア・クーバに出るようなアスリートなんだけど、キューバではヘルメットを手に入れるのも難しいみたいです。 そんなわけで、サイダーは旅が終わったらヘルメットをプレゼントすることにしました。  そのヘルメットにジオポタシールを貼って、ヴェルタ・ア・クーバで優勝するんだ〜! ということで彼もジオポタ・メンバー(強制加入)となったのでした。

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uploaded:2005-02