材料 作りやすい量
- 鶏もも肉 1枚
- 玉ねぎ 1個 粗みじん切り 7mm角程度
- にんにく(すりおろし) 小さじ2
- 生姜(すりおろし) 小さじ2
- トマトの水煮 (ホール缶) 200g
- 野菜のだし汁 300ml
- ご飯
- 塩
- 黒胡椒
- サラダ油またはEVオリーブオイル 45ml
スパイス1(油に加え香りを抽出する用)
- カルダモン・ホール 3片
- コリアンダー・ホール 20粒
- クミン・ホール 小さじ1/2
スパイス2(ソースに加える用)
- コリアンダー・パウダー 小さじ1
- ターメリック・パウダー 小さじ1
- クミン・パウダー 小さじ1
- カイエンヌペッパー 小さじ1/2
準備 スパイシー飴色玉ねぎ
- 耐熱皿にキッチンペ−パーを2枚敷き、その上に玉ねぎを広げ、ラップをふわっと被せて電子レンジ(600W)でチン 5分
- 鍋に油を入れ、スパイス1(カルダモン、コリアンダー、クミンの各ホール)を加えて火に掛け、沸々するまで煮る
- 香りが十分に油に移ったら網で漉して油だけをフライパンに入れ強火に掛け、玉ねぎを加えて炒める
- 焦げ付きに注意して時々混ぜながら飴色になるまで炒める→飴色玉ねぎの完成
作り方
- 鶏肉を一口大に切り、塩と胡椒を揉み込み寝かす 10分
- にんにくと生姜をボウルに入れ、野菜のだし汁50mlを加えて軽く混ぜる
- フライパンに飴色玉ねぎとボウルのにんにく生姜液を加え、水分が飛んでねっとりするまで炒める
- トマトの水煮を缶汁ごと加える
- トマトを木べらでつぶしながら水分が飛んでペースト状になるまで炒める →焦げない程度まで
- スパイスをトマトになじませるように少量づつ加えていく →焦げ付き注意
- 塩小さじ1を加え、弱火にして1分間炒める
- 鶏肉を皮面を下にして加えて中火にし、表面が白く変色するまで炒める
- 野菜のだし汁250mlを加えて強火にし、煮立ったら蓋をして弱火で煮る 10分
- 蓋を取りさらに煮る 10分
- 味見をして塩加減を調える
- ご飯を器に盛り、カレーをよそって完成!
備考 準備編
- 飴色玉ねぎをフライパンだけで作ると時間が掛かるので、レンチンまたは冷凍したものを使用する。いずれも細胞を破壊し火が通りやすくなるため、時短になる
- 時短のコツは玉ねぎの水分をいかに早く飛ばすかにあるので、レンチンの場合はラップをしない方が良い。しかしラップをしないと庫内に匂いがこもるので軽くラップし、キッチンペ−パーを敷くことで出てきた水分を吸収する
- 飴色玉ねぎにするには強火で炒めた方が早いが、焦げ付きやすくなるので注意。基本的にはかき混ぜないで焦げ付きそうになったら混ぜる程度にする。焦げ付いたら少量の水を加えて鍋底の焦げをこそげ取る
- 飴色玉ねぎは冷凍で1月ほど保存できるので、作り置きすると効率的
- 玉ねぎの最低限の炒め度合いは、全体が黄金色になり縁が茶色になった程度
- 玉ねぎは飴色を通り越して茶色になるまでじっくり炒めることで最大限の甘みと旨味を引き出すことができるが、それにはかなりの時間を要するので、適当に
- スパイス1は味や香りに奥行きを持たせるためのものなので、好みのスパイスでOK。また省略も可
- また、スパイス1の香りを油に抽出する工程と飴色玉ねぎを作る工程を分離し、後からスパイスの効いた油をカレーに加えても良い
備考 作り方編
- にんにくと生姜に水を加えることで焦げ付かず、味が馴染んで柔らかく仕上がる
- にんにくと生姜は青臭さがなくなるまで炒める
- 粉スパイスを一気に加えると粉っぽさが残るので、段階的に少量づつ加える
- 粉スパイスが焦げないように、加えたら弱火にする
- 野菜のだし汁がなければ水またはチキンスープでも可
- だし汁を加えたらボコボコ煮立てず、軽くフツフツする状態を保つ
- 煮込み過ぎるとスパイスの香りが飛んでしまうので、要注意
- カイエンヌペッパーは辛味付けに加えるので量は好みで。入れ過ぎに注意。赤唐辛子が原料なので鷹の爪や一味唐辛子、またはチリパウダー(赤唐辛子にクミン、オレガノ、パプリカなどを混ぜたスパイス)でもよい
某くんのためのより簡単なバージョン