船泊から澄海岬を目指す
礼文島の朝は爽快! 輝く朝日を浴びていざ礼文ポタのはじまりはじまり。
朝食の後、澄海(スカイ)岬を目指します。豪快にスタートした面々だが、なにやら調子が出ないみたい。ありゃ、いきなりヒルクライムらしい。のぼり・ノボリ・登り!。
30分ほど登り詰めたころ、『そろそろ岬だよね、ジーク。』と誰かが言えば先導のジークは『岬だから高い所にあるけれど、帰りは全部下りだから楽ちんだよ~』とおっしゃいます。他のみんな「?… 信じちゃいけないよね~」。
澄海岬
登り・ノボリの後は下りなんだけれど、『え~っ、こんなに一気に下って、この後どうなんの~っ!』 一直線の坂を下って、差しかかった急カーブでストップ。
視線の先にやっとスカイ岬が見えてきました。ほーらやっぱり下にある。戻りの登りがいやなみんなはここでUターン。どうするジーク!
草原の先に利尻富士
『あっ、利尻富士!』
『ほんとうだ、こんなところからも見えるんだね~』
利尻富士は偉大です。
どこでもここでもその雄姿を伺うことができるのです。日本には沢山の富士があるけれど、本家を除けばここの富士はとってもすごい。
空は高い! 海は蒼い!
風が頬をなでる! 空気が旨い!
こんな普通のことがとっても普通に心にしみる。これが礼文か…
利尻昆布
一度宿に戻りルートを検討します。自転車道にしようと決めていたのだけれど、宿の人によると、『自転車道は途中で通行止めだよ、海岸沿いがいいよ、アザラシもいるよ。』 という事で急遽ルート変更。荷物を積んで金田ノ岬へと向かう。
海岸の道端には利尻昆布(礼文島のものだから礼文昆布?)が干され、昆布の香りがただよっています。
アザラシ
金田ノ岬に到着です。おや、あれはなんだ? 海岸からほど近くにうごめく物体が。『あっ、アザラシ発見!』
ゆるゆる、うごうごと、どうやら家族らしいアザラシ一群が海面を遊んでいました。
利尻富士目掛けて海岸線を走る
アザラシをのんびり観察の後、豪快に走り出したメンバーですが、その目の前にはまたしても突如利尻富士がドドーンと出現! 裾野にレースのカーテンのような霧をまとった幻想的な姿が海からボワンと浮かび、まるで幻を見ているよう! 伊豆西海岸で富士山が見え始める時と似ているかな?・・・。
赤岩の東屋にて
利尻富士を眼前に見続けながらドンドコ進み、赤岩の東屋休憩所に到着。お昼タイムです。それぞれ買いこんだパンなどをパクパク。
東屋のちょっとした日陰が貴重なもので、風が気持ちいいー。
スナフキンのようにユニークなユヤマさんは、それではちょっと…、といいつつスッポンポンで海にザンブラコ!
思い思いにひと休みしてまた南下開始です。
桃岩展望台方面への上りを行く
午後は向かい風。香深港から桃岩展望台方面への分岐で今夜の宿に荷物を置いて往復する組、そのまま登る組に分かれ、登る組のまりー、ミワプッチ、ジークは早々にアタック開始!
ここはこの旅1番のキツイ登りで高度がぐんぐん上がるのですが、新人マリーが豪快に飛ばします。これにはミワプッチ、ジークとも唖然。『ついにジオポタ最強のクライマーの出現か?』
桃岩展望台へ
ヘロヘロになりつつ200m程高度をあげると桃岩展望台の駐車場に到着です。そこからはハイキング。辺りには見なれぬ高山植物がいっぱい。
桃岩展望台付近から利尻富士を望む
足元には白い花を付けた高山植物が咲き乱れ、彼方の海の向こうには雲のスカートを履いたあの山が。どこから眺めても美しいね、利尻富士。
桃岩
肝心の桃岩はこんなところ。下から眺めれば本当に桃のように見えるんです。辺りの遊歩道をぶらぶらしているとユヤマさんとコロンボンが到着。トレンクルのマエダ夫妻はシングルギヤではちょっと苦しかったのか、合流点がわからなかったのか、もう少しでというところで残念ながら下って行きます。
この後、マリーの行方不明事件や、ミワプッチ置き去り事件などがあったのですが、全員夕食時間には宿に到着。
海が目の前の宿なので、波の音が心地よい。ザワッ、ザザッという音を聞きながら就寝。
明日はフェリーで稚内に戻り、サロベツ原野へ行きます。
感想 by ユヤマさん
利尻空港に降りる、フェリー桟橋どっち? 利尻富士を頼りにひた走り、あれ似たようなグループが脇から出てきたなぁ、でも急がないと待ち合わせに遅れる。なんとこれか最初の出会いだとは。海なし県から来た私には、海と丘の世界でした。背後霊のまりーさんに追われて上がるスピードよ。久しぶりに車を気にしなくて良い時間でした。ジークさんの計画に脱帽。最後の日は、宗谷岬の東海岸は強風であきらめました。オホーツクの海にもつかったし、楽しい時間をありがとう。またご一緒したいですね。


