0411-6
豊富温泉~豊富駅 南稚内~宗谷岬~稚内空港
開催日 | 2004年08月08日(日) |
参加者 | コロンボン/マリー/ミワプッチ/ジーク |
ビジター | ユヤマさん |
総合評価 | ★★☆ |
難易度 | ▲ |
走行距離 | 61km |
地域 | 北海道 |
穏やかな緑の宗谷丘陵
稚内から海岸沿いの道路を宗谷丘陵を経て最北の地『宗谷岬』へ。そこからは大阪組と東京組みに分かれ、それぞれの航空便の時刻に合わせ、稚内空港を経て帰路に着きます。
地図ベース:国土地理院20万分の1ベース 山旅倶楽部提供 (描画:カシミール3D 他)
発着地 | 累積距離 | 発着時刻 | ルート | 備考 |
---|---|---|---|---|
豊富温泉 | START | 発06:07 | 一般道 | 豊富温泉:百葉荘 |
豊富駅 | 6km | 着06:30 発06:51 |
JRローカル線 |
朝食は宿のおにぎりを電車で 輪行 |
南稚内駅 | - | 着07:35 発07:52 |
国道 |
ジークと分かれる |
稚内空港付近 | 10km | 着08:35 発08:50 |
坂道も |
ジーク再び合流 丘陵経由 |
宗谷岬 | 38km | 着10:10 発11:00 |
一般道 |
ジーク離脱、岬で昼食 、ユヤマさんと別れる 向かい風10m/s |
稚内空港 | 61km | 着13:37 |
豊富駅
とうとう最後の日です。今日は最北端の地、宗谷岬を目指します。
朝6時過ぎに豊富温泉の宿ので作っていただいたおにぎりを詰め、いざ出発。7キロほどで豊富駅に到着です。しかし自転車をたたみ終わらないうちに列車到着であせる焦る。ワンマンカーのワンマンさんに許してもらいそのまま乗車、がらがらの車内で急いでたたんで袋詰め。
南稚内駅から宗谷岬を目指す
宗谷岬には稚内駅より南稚内駅が近いので、ジーク以外は下車して早々に宗谷岬を目指します。一方のジークは早めの航空便で帰るので稚内駅でタクシーを捕まえ、荷物を空港に預けて、空荷で追いつく作戦です。
そのジーク、8時過ぎに空港に到着。ところがなんと、9時まで空港は開きません。こんな空港初めて! 落胆から再び気を取り直し、自転車を組み立て直して… みんなは宗谷岬への道を既に先行、どうなるジーク?
海岸道をぶっ飛ぶ
宗谷岬までの海沿いの道は恐ろしいほどの追い風で、先頭ユヤマさんが飛ばす飛ばす! おかげでみんな時速30キロ以上。帰りは同じ道を引き返してくるので正に行きはヨイヨイ…ああ怖い。
『これは宗谷岬に早く着きそうだねぇ』と話していたら、まりーにトラブル発生! フル荷物のジークはこのおかげでようやくみんなに追い付くことができたのでした。
宗谷丘陵へ
宗谷岬の手前で内陸へと進路を取り、宗谷丘陵へと向かいます。だらだらとしたアップダウンの繰り返し。
広がる牧草地帯
なだらかに広がる宗谷丘陵。
ここはなんとか百選に選ばれた景色の良い道。丘陵の合間を縫うように道が続きます。
ふと見ると、稚内駅前のおまつりで食べた、宗谷黒牛がそこかしこに放牧されているではありませんか。
『う、うまそ~ぉ』 冗談ですよ。
先に天文台
爽快な道だけれど、『登りはどこまで?』
なにやら丘の上には天文台らしきものが。頂上はもうすぐか?
ピースサインを交わすライダーとミワプッチ
えっちらおっちらと登った丘陵のてっぺんからは、海岸沿いの道まで一気に下ります。暴走ジークは時速60キロを超えて先行し、みんなが来るのをしばし待ってシャッターを切ります。
そしてモーターバイクとのあいさつはいつもこんな感じ。後ろからでも、クラクションでピッツッピー、『やあ、がんばれよ!』ってな感じかな。
宗谷岬
追い風のおかげで楽々宗谷岬に到着しました。
『北海道に来たからにはやっぱりここに来なくちゃア旅が終わらないよね。』 と楽しかったこの旅を振り返りつつ、モニュメント前で記念撮影です。
ジークとユヤマさんとは、ここでお別れ。空港へと急ぐジークですが強い逆風に押し戻され、ついにギブアップ。途中でタクシーを捕まえるはめに。
宗谷湾の浜辺に落書き
一方のミワプッチ、まりー、コロンボンは北海ラーメンを堪能したあと、ザワザワと白波を起てる海を横目に稚内空港へと急ぐ。強い向い風で時速8キロ~!
休憩ポイントの宗谷湾の砂浜にコロンボンがでっかい『ジオポタ』の落書き!
『パンクしたら乗り遅れちゃう~』 しかし喘ぎながらもなんとか空港に辿り着き、無事に離陸。やっぱり締め切りがある日はどきどきしますね。そういえば、誰もパンクはしませんでした。よかった~。
利尻・礼文・サロベツ原野はおおらかな自然とほほを撫でる風、そして深い海の碧が期待以上にすばらしいものでした。そしてもちろん利尻富士! 自転車には特におすすめのコースです!
ひさびさの北海道! しかもヨット航海あり! 単独世界一周をしたLISA号に乗せて頂けるという光栄な話に、1も2もなく飛びついたのです。実はわたくし、アラウンドアローン・世界一周レースに出た白石鉱次郎氏のヴァーチャルクルーであり、本物のヨットに乗れるとあってワクワクしっぱなしでした。利尻までは出航出来ないと判ってがっかりしたけど、見ず知らずの私たちをこんなにも歓迎してくださるシーマンシップ溢れるキャプテン大瀧さんとクルーの皆さんのおかげで楽しいひと時と思い出をもらいました。
帰宅してLISA号の航海記「海のレゾナンス」を読ませていただき、あんな大冒険をした船に触れられたこと(しかも操縦までしたこと)に改めて感動しました。
航海の代わりとなった稚内行きお座敷列車に乗れたのはホントにラッキー以外の何者でもなかったし、利尻礼文は文句なく素晴らしい所、サロベツ、宗谷も晴れていればもっと良かったけどいろいろな所を回れて、自分のジオポタ最長ツーリング記録更新。皆さんと走れて楽しかったし、ジークも長期間幹事役お疲れ様でした。
原付で道東を周った事がある元バイク乗りとしては、対向車とピースサインを交わしたのは懐かしく、やっぱり北海道はいいなぁ! と改めて思いました。今度は知床峠かなぁ。。日本は観光立国に絶対なれる、と確信した旅でした。
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