0507-1
鹿児島空港~霧島温泉郷-えびの高原ハイキング
開催日 | 2005年04月30日(土) 曇り/雨 |
参加者 | ジーク/マリー/サリーナ/サイダー |
総合評価 | ★★ |
難易度 | ▲ |
走行距離 | 21km |
地域 | 九州 |
えびの高原の雲海
鹿児島空港(標高250m)から霧島山の麓の霧島温泉郷『丸尾温泉』(600m)を目指します。眼前に霧島山の最高峰、韓国岳(からくにだけ)(1,700m)や高千穂峰(1,574m)が見え出すと、『ひゃ~、た、高い!』という感じ。新茶畑をかすめ、ミヤマキリシマ満開の道をゆるゆると登ります。
丸尾温泉到着後は、韓国岳と大浪池をハイキングの予定でしたが、小雨で霧となったので、えびの高原の『池めぐりコース』に急遽変更しました。3つの池を巡るこのコースはいろいろな植物が観察できる楽しいもので、ファミリーコースという赴きです。
地図ベース:国土地理院20万分の1ベース 山旅倶楽部提供 (描画:カシミール3D 他)
地図:Googleマップ/gpxファイル/GARMIN Connect/Ride With GPS
発着地 | 累積距離 | 発着時刻 | ルート | 備考 |
---|---|---|---|---|
鹿児島空港 標高250m |
START | 発09:50 | R504 隼人加治木線,R223 |
標高150mまで下る |
丸尾温泉 標高600m |
21km | 着11:30 | 泊:霧島国際ホテル/10,500円/二食付 0995-78-2621 |
|
えびの高原 標高1,200m |
発13:50 | 登山やハイキングのステーション | ||
池めぐり | ゆっくり2時間の散策 | |||
えびの高原 | 着15:40 | バスで丸尾温泉へ |
恒例のゴールデン・ウィーク企画、今年は霧島と桜島。近くにあって、共に日本を代表する2つの山だけれど、その姿はとても違うという。さて、それぞれにどんな姿を見せてくれるのでしょう。
鹿児島空港を出発
鹿児島空港に集結したメンバーは4人。関西からの参加は『忘れ物大王』ジーク---この旅で汚名返上となるか? あとの3人は東京組のマリー、サリーナ、サイダー。
R504から隼人加治木線に入ると前方に霧島山の最高峰、韓国岳(1,700m)や高千穂峰(1,574m)が見え出す。『ひゃ~、た、高い!』 『あそこまで登るの~…』 写真にうっすらと山が写っているのがわかりますか?
緑の中をダウンヒル
さて、いざ霧島目指してGO!
新茶の畑(鹿児島はお茶の有数の産地)を横目に見ながら走り出します。しかし上りだと思っていたのに、いきなり下りで『あれれぇ~』という感じで、新緑の中を豪快にダウンヒル。この季節は日本中どこへ行っても素晴らしい木々の芽吹きに出会えますね。
つつじの咲く道を進む
そして道端には満開のツツジ。『ム、これがミヤマキリシマ?』 『ちょっと違うような…』 とにかくあちこちに、いろいろな色のツツジが咲き乱れています。
一旦下ったあとは3~5%と緩いながらもずぅ~と上りが続きます。
霧島山
雲が薄くなり、日が射してきました。『お~、山がはっきり見えてきた~。ところで、どれが霧島山?』 と、おとぼけジーク。
霧島山っていう山はないんです。韓国岳や高千穂峰など20ほどの火山群を霧島山と総称するんですよ!R223は霧島温泉郷が近づくにつれ、斜度が増してきます。3~5%だったのが5~8%が続くようになると、ほどなく霧島温泉郷の入口『丸尾温泉』に到着です。あちこちから白い湯煙りが立ちのぼり、雰囲気満点。
丸尾温泉
R223は霧島温泉郷が近づくにつれ、斜度が増してきます。3~5%だったのが5~8%が続くようになると、ほどなく霧島温泉郷の入口『丸尾温泉』に到着です。あちこちから白い湯煙りが立ちのぼり、雰囲気満点。
えびの高原でハイキング
宿に荷を解き、韓国岳と大浪池のハイキングに出発。ところが霧が出てきました。
行きのタクシーの運転手によれば 『霧島ですからね~。今日は山に入ってもなにも見えませんよ、えびの高原でハイキングのほうがいいですね~。』
というわけで、えびの高原から『池めぐりコース』の散策に変更です。出発すると霧が雨に!
後ろに韓国岳
3つの池を巡るこのコースの周辺ではススキ、ツツジ、キリシマミズキ、オオカメノキ等々、様々な植物が目を楽しませてくれます。さすがに標高が高いので、低地では満開のミヤマキリシマツツジはここではまだ。
なぜこんなに沢山の植物が自生しているかというと、火山の噴火後の荒れた地には、まずススキのような草の類が生え、次にツツジ類、そしてアカマツ、それから… という具合だそうで、霧島山は幾度も噴火を重ねているから、それぞれの段階が見られるのだそうです。
韓国岳目指して歩く
眼前には霧島山最高峰の韓国岳(1,700m)、なんでも韓の国まで見渡せることから付けられた名だとか。頂上付近にはほとんど何も生えておらず、中ほどはススキ、そしてツツジです。そして私たちの高さにアカマツ。こちら側は噴火の為でか頂上がパックリ口を開けたような形状です。
雨も止み、ふと横を見るとなんと下に雲海が広がっていました。(TOP写真) 韓国岳がこんなに低く見えるくらい、ここは標高が高いのです。
『ウワ~、すごい~! 雲海って初めて見る~!!』とは、なんでも初めてのマリーです。
野生の鹿
ゆっくり2時間ほどのハイキングで一周して戻ってくると、麓の林のなかになにやらうごめくものが。
『あっ、鹿 発見!』
『あっ、こっちにもいる~』
良く見るとあちこちに鹿がいます。野性の鹿で、奈良公園の鹿に慣れているジークが近づこうとすると、飛んで逃げてしまいました。
珍しいサイダーとサリーナの2ショット!
えびの高原レストセンターは、登山やハイキングの為のキー・ステーションで、キャンプ場やレストランがあります。バスを待つ間は『足湯』に浸かりハイキングの疲れを取ります。
麓の温泉街とを結ぶバスは日に数本しかありませんが、 タクシーも常駐していますから安心です。
硫黄泉の露天風呂
運良くバスに乗れて、麓へ下ります。新湯温泉から丸尾温泉への下りはヘアピンカーブが続きます。
ここでジーク 『ギャー、ここ明日、登るの? 絶対に無理~ ぼ、僕はタクシーで…』
さてさて明日は明日、守備良く一日の行程が終了したあとは、のんびりと宿の露天風呂でくつろぎます。小雨の中、白濁した硫黄泉のお風呂は雰囲気満点です。手前に見える笠は雨の日用!
0507-2
霧島神宮周辺散策
開催日 | 2005年05月01日(日) 雨/曇り |
参加者 | ジーク/マリー/サリーナ/サイダー |
総合評価 | ★★ |
地域 | 九州 |
霧島神宮
2日目は霧島山を周遊予定でしたが、生憎の雨で予定変更。バスで霧島神宮温泉の宿に直行し、神宮付近を散策することにしました。
ジーク曰く『あそこの激坂、登らなくて済んでよかった~~』
雨の神宮は晴れた日とはまた違ったしっとりとした趣で、とても魅力的です。
泥湯『さくらさくら』
お昼は神宮から数km離れた地鶏料理の店『みやま』で。刺身も焼きもおいしかった。
雨が上がったので、帰り道はブラブラと散歩をしながら、途中の泥湯『さくらさくら』に立ち寄ることにします。
ついでにとサイダーがマリーへ特別補習『地図読み』で『さくらさくら』までナビするよう指示します。が、しか~し、この生徒の出来は最悪、自分のいる位置すら分からない始末。『あ~、疲れるよ!』 とサイダー。一方の生徒『遭難しなかったからイイジャン!』 まあ、時間のある時はこんなイベントも楽しいものになりますね。
マリーのお酌ににんまりジーク
なんとかかんとか『さくらさくら』に到着です。泥をからだに塗ったくり、しばし乾かすこと10分。すると本当に肌がスベスベに! ただし、泥を塗った姿はちょっと無気味な感じだな~ おっと、あんまりじっくり見ないでね、マリー! 500円也です。
そして、宿での最後の上がりは危ない2ショット。にっこりマリーと頬が弛んでいるジークでした!
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