0201
開催日 | 2001.12.29(土)- 01.04(金) |
参加者 | サリーナ/サイダー |
総合評価 | ★★ |
難易度 | ▲▲ |
走行距離 | 210km |
台湾の南部から東部にかけては大変美しい景色が広がるという。その中の大きな二つの都市、台東と花蓮を結ぶ割となだらかな花東公路海線を自転車で北上してみることにしました。
花東公路には山の合間を行く山線もありますが、こちらはアップダウンが激しいと思います。現地の人のお薦めは海線でこちらのほうが景色が良いとのこと。
景色は噂通りすばらしいもので、左手にはすぐ近くにまで山並が迫り、右手には大変きれいな海が広がります。椰子の木とすすきと田植えを同時に見るのも日本ではない風景。
途中、長浜の北には北回帰線が通り、ここまで太陽が真上に来るのかと夏に思いを馳せます。
こんなところをのんびり走る予定でしたが、あいにく強風向い風でかなり辛いコースとなってしまいました。花蓮付近には結構な上り坂もあります。
day | 月日 | コース | 走行距離 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 1229 (土) 晴 |
成田→台北 | 日本アジア航空EG201:成田10:00→12:50台北、バス100元 泊:麒麟大飯店 |
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2 | 1230 (日) 晴 |
台北→台南 台南散策 |
列車:自強号/台北08:20→12:20台南/741元 泊:玉麒麟大飯店/W800元 |
|
3 | 1231 (月) 晴 |
台南→台東 台東散策 |
17km | 列車:自強号/台南08:26→11:33台東/470元 泊:金龍商務旅館/W600元 |
4 | 0101 (火) 晴/曇 |
台東~成功~長浜 | 84km | 自転車 花東公路海線を走る 泊:建華旅社/W700元 |
5 | 0102 (水) 小雨/曇 |
長浜~豊浜~花蓮 | 91km | 自転車 花東公路海線を走る 泊:大新大旅社/W600元 |
6 | 0103 (木) 晴 |
花蓮→台北 花蓮散策 |
19km |
列車:自強号/花蓮13:15→16:15台東/445元 泊:麒麟大飯店 |
7 | 0104 (金) 晴 |
台北→成田 | EG204:台北13:50→17:45成田 | |
街歩き編1 台北・台南へ/街歩き編2 台東・花蓮へ/1元=3.9円 |
スライドショウ(06'05" キャプション付 音声:BGMのみ)
台湾東部の街台東から美しい海岸線を走る花東公路海線を北上し、水が高い方に流れるように見える『水往上流』、大岩礁の『三仙台』、細長い岩の岬の『石雨傘』を巡り長浜まで。向かい風と小さなアップダウンに苦しめられ、バテバテ!
花東公路海線の後半は、東部海岸の中央に位置する長浜を出、大小様々な海食洞窟がある『八仙洞』と北回帰線を示す白い塔を眺め、北部の都市花蓮まで。雨と強烈な向かい風で大変な上、海線なのに最後は山上りでアップアップ!
台北と台南の街歩きを。台北は現代的なビルが立ち並ぶ表通りから一歩中に入れば、すべてがごちゃまぜになったアジア特有の雰囲気がいっぱい。名物機車軍団も。古都台南にはお寺が多く、オランダや日本が占領していた時代の建築が残る。
台東と花蓮の散策を。台東は天后宮のド派手な装飾が楽しく、トロピカルフルーツと怪しげな食材がいっぱい。花蓮は台湾の中では大都市だが、こじんまり、さっぱりすっきりした街だ。海辺に広がる公園と自転車道が気持ちよい。
今回は、自転車で初の海外アジア・サイクリングです。空港を降りたとたん、ド派手な看板や道端の屋台にワクワク、大興奮! 台東〜花蓮はとても景色がよく、普通なら自転車にとってすばらしいルートでしょう。しかし、走り始めてすぐにリアキャリアが崩壊。それに象徴されるかのごとく、以降は向い風、雨、長〜い坂、暗闇ダートと、次から次へと試練の連続。特に実働7時間走行となった2日目は、本当に疲れてボロボロでした。とはいえ、終わってみると『台湾旅行はすばらしかった!』と思えるのは、どこで何を食べても絶妙の料理の数々(毎食『ウ、ウマイ〜!』と叫んでいた)、そして、自転車に手を振ったり声をかけてくれた台湾の人たちの温かい笑顔があったから。向い風でない時に、またぜひ走りたいな。
台湾 1 |
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