ロマンチック街道へ! Oberammergau~Fussen
今日はいよいよオーバーアマガウから、ロマンチック街道終点の街フュッセンまで移動です。 ナオボーはリンダーホーフ城を見学してからバスで、サイダーとサリーナは寄り道しながら自転車で、宿で合流することにしました。
フュッセンはオーバーアマガウのほぼ真西に位置するが、北西にあるヴィースの教会がすばらしいというので、そのヴィースを経由することにした。
小川の脇の道は固く締まっているものの、砂利道だ。
ヴィースはちょっとした田舎で幹線道路から外れている。 せっかく田舎へ向かうんだからと大きな道を避けて進めば、いつしか道は森の中のダートに。
舗装路に出ると道脇では大きな機械で芝生の手入れがされている。 あっ、芝生じゃなくて牧草の間違いだった。 このあたりの牧草は本当に芝生のような輝きだ。
ヴィースは田舎だと聞いていたが、廻りには本当になにもない。 ただただ、のんびりとしたカントリーロードが続くだけ。
緑の丘陵地の合間から教会の先頭が顔を出したと思ったら、そこがヴィース教会。
丘の上にポツンとあるこの教会は外観は地味だが、内部はロココ様式の装飾が美しい。 ユネスコの世界遺産に指定されている。
街からちょっと離れているので、自転車でやってくる観光客もたくさんいました。
ここからは、『ロマンチック街道コース』というサインをたよりにフュッセンを目指す。 穏やかなアップダウンと緑の丘陵、そして緑の山並み。
そんな中続く道は、牧場のまん中を横切ることも。
『あわわ、牛くんたち、おとなしくしててよね~』 とこわごわ走るサイダー。
さすがロマンチック街道コースだけあって、自転車で楽しむ人たちにたくさん出会いました。 ランニング用ベビーカーにベビーを乗せてローラースケートで走るかっこいいお母さんも! 快適な自転車道を通り、早々にフュッセンに到着。
ナオボーとの待ち合わせには早すぎるので、ちょっと寄り道を。 森を抜け、Altesee(アルテ湖)まで一走り。 といっても上りもあって汗だく。 黄金の液体ガーデンで休憩しつつ、湖岸で泳ぐ人たちをうらやましく眺めるサイダーとサリーナ。 『明日以降、絶対に湖で泳ぐ』と決意を固めるのでした。
午後4時過ぎ、フュッセンの宿でナオボーと合流し、街を散策。 ロマンチック街道の終点、そしてルードヴィヒ2世のノイシュヴァンシュタイン城の観光拠点として、大勢の観光客であふれています。 夕食後、湖のほとりのシアターで、評判のミュージカル『ルードヴィヒ2世』を見ました。
ついにナオボー復活! Forggensee一周
快晴、自転車に申し分のない爽やかな気候です。 ナオボーも今日からサイクリングを決意。 フュッセンから広がる湖、フォルッゲン湖一周に挑戦です。
アルプスの山々と丘の上に広がる牧草地、そして美しい湖。 『すばらしいなあ~』と快調のナオボーとサイダー。
『調子はどうですかあ?』とサリーナ。 『私、治ったわあ!』とナオボー。
3人ですばらしいサイクリングコースを走ります。 う~ん、ここも、あそこも、記念撮影ポイントだよ。
輝く湖に芝生のような緑の牧草、そしてアルプス!
ただただため息が出るばかりの風景が広がります。
フォルッゲン湖を下に草むらで記念撮影。
今度は湖の岸辺で。
誰でも楽しめるサイクリングの快適コースには家族連れがたくさん。 お父さん、お母さんに引かれて一緒に走るチビッコも。 みんなが、このすばらしい景色のサイクリングロードを楽しんでいます。
小さな村で昼食後、いよいよ湖で初泳ぎだ。 澄んだ水、壮大な山の景色、サイコー! ジャ~ンプ!
『自転車でこの辺をまわっているの? いいね。 のんびり旅がいいよね~』と家族連れのお父さん。 このお父さん、子どもたちに水鉄砲で随分やられていました。 自転車でふと立ち寄ってのんびりする人、カヌーを漕ぐ人、ヨットを操る人、湖岸でただただ寝そべる人…。 みんな思い思いに楽しんでいます。
フォルッゲン湖を一周してフュッセンが近づくと、山の上にノイシュヴァンシュタイン城が現れた。 19世紀にルートヴィヒ2世によって建てられたお城で、ディズニーランドのお城のモデルとしても知られている。
今日の宿は、フュッセンから数キロ離れた、落ち着いたシュヴァンガウの村。 鱒のムニエルやポークのカルヴァドスソースなど、おいしい料理を前に、ナオボーの復活を祝って白ワインで『カンパ~イ!!』。
3人揃ったポタリングは最高だったね~。