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諏訪湖と諏訪諏訪大社下社

日本アルプス眺望 四日目

開催日 2017年05月02日(火)快晴
参加者 ジーク/サイダー
総合評価 ★★
難易度
走行距離 16km
累積高度 70m
地域 甲信越

諏訪湖と北アルプス
諏訪湖と北アルプス

コース紹介

諏訪湖の畔で北アルプスを眺め、その湖岸を廻って諏訪大社下社の秋宮と春宮にお詣りします。歴史ある下諏訪宿、中山道と甲州街道の合流点、下社で最も古い建造物の下馬橋、数々の伝説が残る万治の石仏を訪ねます。

動画(03'49" 音声:BGMのみ)

地図:GoogleマップgpxファイルGARMIN Connectルートラボ

発着地 累積距離 発着時刻  ルート 備考
上諏訪
760m
START 発05:35 一般道 ラルバ上諏訪
諏訪大社下社秋宮
790m
5km 着06:00
発06:25
一般道 中山道下諏訪宿本陣岩波家 09:00-18:00 400円
歴史民俗資料館 09:00-17:00 無料
諏訪大社下社春宮
790m
7km 着06:35
発07:15
一般道 下馬橋万治の石仏
おんばしら館 09:00-17:00 300円、伏見屋邸
上諏訪
760m
14km 着07:50
発09:10
一般道 朝食
上諏訪駅
760m
16km 着09:15 天竜川下りへ続く
日の入り18:36/御柱祭茅野市下諏訪町

上諏訪の宿上諏訪の宿

今日はGW後半企画の天竜川の初日。その天竜川を下り出す前に、せっかくだから諏訪大社の下社にお詣りしようということに。

早朝の5時半に宿を出ます。

諏訪湖と山並み諏訪湖と山並み

目の前には朝日を受けた清々しい諏訪湖が広がっています。

北アルプス北アルプス

その向こうの山の上に白いものが。お〜っ、あれはもしかして北アルプス?

そうです。あれは紛れもなく、北アルプス。左の塊が穂高連峰、その右に大滝山、右の端には槍ヶ岳の頂部が飛び出しているのも見えます。昨日、美ヶ原からはまったく見えなかった北アルプスと、ここでようやく対面できました。

諏訪湖を廻る諏訪湖を廻る

ついに現れた北アルプスに感動したら、諏訪湖を廻って諏訪大社下社へ向かいます。

諏訪湖の畔には遊歩道が巡っていますが、残念ながらそこは自転車乗り入れ禁止なので、その外側の一般道を行きます。

諏訪湖博物館・赤彦記念館諏訪湖博物館・赤彦記念館

しばらく一般道を行き、諏訪湖の北東に差し掛かると、車道脇に自転車道が出てきます。

ここから西へはこの自転車道が続いて行きます。

諏訪大社下社秋宮より参道を見る諏訪大社下社秋宮より参道を見る

私たちは高浜公園で諏訪湖を離れ、山側へ向かいます。

1kmほど行くと、諏訪大社下社秋宮の前に辿り着きました。ここから西には大きな道が延びています。これが参道でしょうか。

秋宮の鳥居秋宮の鳥居

この大通りの突き当たりに秋宮の鳥居が建っています。

この鳥居は、昨日見た上社本宮の表参道にあったものと同じく、銅板で覆われています。

根入の杉根入の杉

鳥居をくぐり穏やかなスロープを上って行くと、まず巨大な杉の木が目に入ります。

これは『根入の杉』と呼ばれ、樹齢は八百年と推定されるそうです。

秋宮神楽殿秋宮神楽殿

そして正面に鎮座するのは本殿でも拝殿でもない神楽殿。

その前には珍しい青銅製の狛犬が置かれています。なんでもこの狛犬、青銅製としては日本一大きいとか。

巨大注連縄巨大注連縄

神楽殿には巨大な注連縄が飾られています。

有名な神社では比較的よく目にする注連縄ですが、ここのものもかなり立派です。

拝殿拝殿

この神楽殿をぐるりと廻り込むようにして進むと、その真後ろに拝殿が建ちます。

二重楼門造りの拝殿二重楼門造りの拝殿

ちょっと変わった造りの拝殿ですが、これは二重楼門造りというものだそうです。

この拝殿の奥には、左右に神明造りの宝殿が並びます。諏訪大社には本殿がありません。下社で拝するのは木です。二つ並んだ宝殿の奥が、ここの御神木をお祀りする最も重要な場所で、その御神木は一位の木だそうです。

秋宮三之御柱秋宮ニ之御柱

もちろんこの秋宮にもあの御柱は四本立っています。

これは拝殿左にある二之御柱。御柱はすべてモミの木です。

中山道から甲州街道方面を見る中山道から甲州街道方面を見る

さて、秋宮の参拝が済んだら春宮へ向かいます。

秋宮のすぐ近くには中山道と甲州街道の合流点があります。

中山道から甲州街道方面を見るその2中山道から甲州街道方面を見るその2

写真は中山道で、この突き当たりから右へ延びるのが甲州街道。

そして中山道は突き当たりで左へ折れて続いて行きます。

中山道下諏訪宿本陣中山道下諏訪宿本陣

ここはかつては中山道の下諏訪宿で、その本陣だった岩波家が残っているようです。

もちろん早朝のこの時刻には、その門は閉ざされたままです。

続く中山道続く中山道

秋宮から春宮へは旧中山道を行きます。

多くの歴史的な道はいち早く拡幅され、今ではその面影を残すところは少ないのですが、ここは道幅からしてかつての幅員のままのようです。

伏見屋邸伏見屋邸

これは1864年建築と推定される旧商家です。

現在は復元修理され、休憩所になっているようです。

下馬橋下馬橋

春宮の前にやってきました。

その鳥居の手前には下馬橋があります。

下馬橋その2下馬橋その2

この橋は下社で最も古い建造物とされています。現在この橋を通ることができるのは、年二回の祭の神輿だけのようです。

『下馬』は神社でよく立て札に書かれているのを見かけますが、要するにここで、馬や籠から降りろ、ということですね。

春宮の鳥居春宮の鳥居

下馬橋の先に建つ春宮の御影石の鳥居です。

春宮の神楽殿春宮の神楽殿

この鳥居をくぐると正面に神楽殿。

建物の形は若干異なりますが、まず神楽殿という配置は秋宮と同じです。

春宮の神楽殿その2春宮の神楽殿その2

そして、こちらにも大注連縄。

これも秋宮に同じ。

春宮一之御柱春宮一之御柱

神楽殿を廻り込むようにして進むと、

春宮の拝殿春宮の拝殿

拝殿。

これもそっくり。

春宮の拝殿その2春宮の拝殿その2

威風堂々。

拝殿のうしろに二つ並んで宝殿が並ぶのも秋宮と同じです。そのうしろの御神木はこちらは杉の木というのが違うかな。

全面賽銭箱全面賽銭箱

ん〜ん、あと秋宮と違うのは、、、

あった! 賽銭箱。春宮の賽銭箱は拝殿の幅いっぱいに造られています。お賽銭、いっぱい入るね。そしてその中央に渡り板というのが、なんとも不思議。

神楽殿と拝殿神楽殿と拝殿

秋宮と春宮は同じ時期に建て替えられています。その折り、この二つの社殿を建設するそれぞれの大工には、同じ設計図が渡されたようなのです。それでこの二つは、全体の配置も建物の形も瓜二つというわけです。

秋宮と春宮を請け負った大工は、我こそが当代一の名大工とそれぞれに腕を奮ったことでしょう。その腕前のほどは、各所の彫刻に現れているといいます。

砥川砥川

春宮の近くには『万治(まんじ)の石仏』という、ちょっと古い石仏があります。

春宮の境内の横を流れる砥川(とがわ)を遡って行くと、

砥川その2砥川その2

清々しい川の流れに初々しい新緑。

万治の石仏万治の石仏

この流れの横に『万治の石仏』はあります。がっしりどっしり、ずしんと座っています。プリミティヴとも見える像ですが、独特の雰囲気があり、ちょっとかわいい感じもします。

万治は日本の元号で1658年から1660年までの期間を指します。春宮に大鳥居を奉納する際、石にノミを入れたらそこから血が流れ出たので、その石に阿弥陀様を刻んだ、というのがこの石仏です。現在の春宮の大鳥居は万治2年(1659年)の建立とされ、この石仏と同じ作者によるものといわれています。

かつては春宮の専用道路かつては春宮の専用道路

さて、これで諏訪大社下社とその周辺の散策はおしまい。宿に引き返すことにします。

春宮の社頭から延びる通りは、かつては春宮の専用道で、また流鏑馬を競った馬場でもあったそうです。この道をどんどこと諏訪湖に下ります。

湖面にボート湖面にボート

下った先の諏訪湖には競技用のボートが浮かび、激しくオールが動かされていました。

諏訪湖諏訪湖

これでGWの前半企画の『日本アルプス眺望』は終わりです。序盤の甲斐駒ヶ岳と八ヶ岳はまったくもって素晴らしかったし、中盤のビーナスラインから見た南アルプスと中央アルプスもなかなかでした。美ヶ原からは見ることが出来ませんでしたが、この諏訪湖で北アルプスも眺められたので、全体としてはかなり満足の行く旅となりました。

さて、これからはGW企画の後半、諏訪湖から流れ出る天竜川を下って太平洋の遠州灘へ向かいます。

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