0105-4
潮岬~白浜
開催日 | 2001年05月01日(火)晴 |
参加者 | サイダー/サリーナ/チューボー/ケン・ボーズ/ジーク |
総合評価 | ★★ |
難易度 | ▲▲ |
走行距離 | 76km |
地域 | 東海・近畿 |
本州最南端潮岬
紀伊半島の最南端、潮岬から白浜まで。このコースは紀伊半島周遊のハイライト。本当に美しい海岸の風景を楽しみながら、ゆったり走る。ただしアップダウンは結構ある。最後は白浜でゴージャスな海の幸を食し、露天風呂。もお~最高!
地図ベース:昭文社エアリアマップ全日本道路地図
地図:Googleマップ/gpxファイル/GARMIN Connect/Ride With GPS
発着地 | 累積距離 | 発着時刻 | ルート | 備考 |
---|---|---|---|---|
潮岬 | START | 発09:40 | r41・R42 | 潮岬灯台に立寄る |
双島の向い | 15km | 着10:30 発10:40 |
R42 | |
すさみ駅 昼食 |
46km | 着12:45 発13:45 |
R42 | 『はまちゃん』で鰹のたたき、イカのさしみ |
志原 | 54km | 大平洋岸自転車道 | 自転車道はあまりよく整備されていない。ジーク転倒 | |
笠甫 | 56km | R42 | ||
椿温泉 | 62km | 着15:45 発16:30 |
R42 | 薬局でジークの手当 |
白浜 | 76km | 着17:45 | 泊:民宿Aコース/TEL 0739-42-3680 12000円/一泊二食付+舟盛り料理 |
潮岬
紀伊半島の最南端、潮岬。紀伊半島の最南端は本州の最南端でもあるのです。
潮岬付近の海岸
お天気に恵まれ、海の色が美しい。
サリーナとケン・ボーズ
潮岬灯台をうしろに立つサリーナとケン・ボーズ。
横の碑には『和歌山県朝日夕日百選』とある。なるほど、ここからは朝日も夕日も見えるのだ!
奇岩が並ぶ
海岸には奇岩がたくさん。
愛車撮影大会
本州最南端で愛車を写真に納めようとするものが続出で、なかなか出発とならない。
最後に全員集合写真を撮り終えて、なんとか出発の準備が整った。
潮岬で灯台を背景に
左より、愛車復活、今日は走るぞ!モードのサリーナ、いつもひょうひょう走るチューボー、今日から本格参加のケン・ボーズ、スピード違反野郎ミキーレ、忘れ物大王ジーク、なんとも特徴のないサイダー。
紀伊田辺へ向かうミキーレ
スピード違反とジオポタTシャツを忘れたため除隊になったミキーレは一人、颯爽と紀伊田辺に向け猛スピードで走り去った。
ミキーレ、今回NEW BIKEでの参加。アシスタントメカニックとしての役割もきちんとこなし、サリーナのBIKEを復活させての退場となった。
どうやら昼過ぎには、紀伊田辺(70km)に到着した模様。やっぱりスピード違反野郎だったのだ!
潮岬灯台
潮岬を出て、すぐのところにある潮岬灯台に立ち寄ってみた。
この灯台は明治時代初期にまず木造で建造され、明治11年に現在の石造に改められ、それ以降ずっと沖を行く船を照らし続けている。
潮岬付近の海岸
潮岬の半島側より行く手の対岸を望む。今日もアップダウンがありそう!
ダウンヒル野郎に変身したジークがカッ飛び、後を追う四人。
双島
潮岬からごつごつした海岸を眺めながら小一時間で双島に到着。似通った二つの島が並んでいる。
後ろに双島
双島を背景にまだまだ元気なメンバー。
しかし、このあとジークに災難が(第二幕開幕)!
坂を上るサイダーとサリーナ
昼食まであとひとふんばりとがんばるサイダーとサリーナ。しかしアップダウンの連続で、『おなかすいた~!』
陸の黒島
見老津(みろづ)の陸の黒島の前で休憩。この島の波は島の左右から寄せてぶつかりあうことで有名で、この波は夫婦波(めおとなみ)と呼ばれるようだ。
上りが続く
海岸は美しいが、アップダウンはかなり激しい。えっこらえっこらと上るケンボーズにチューボー、サイダーが続く。
昼食はすさみ駅前の『はまちゃん』で、すばらしい鰹のたたき!
すさみ八景潮来橋付近
昼食後、海岸にもどるとそこにはすさみ八景潮来橋。やってきた海岸線をずっと見ることができた。
まだまだ続く上り
すさみからも上り。へろへろ~とチューボーが行き、よたよた~とサイダー、よれよれ~とケンボーズが。ひと坂越えるとまたひと坂。そしてこの上りはまだまだ続くのだった。
美しい海岸が続く
そんな時の慰めは美しい海岸。こんな海岸もずっと続く。
大平洋岸自転車道
志原からはR42の旧道を利用したらしい大平洋岸自転車道へ入る。緑に囲まれたこの道は結構気分よく走れるが、結構なアップダウンがあり、おまけにあまり管理状況が良くなく、木の枝や葉っぱで埋もれているところがある。しかし国道を行くよりは断然快適。
この道のとあるコーナーでジークが岩に激突。膝小僧に怪我を負って少々ドタバタするも、なんとか走れそうなので、ゆっくりと進む。国道に出るとそこからは下りで助かった。
椿温泉でジークの手当てをしてもらい、その後なんとか白浜に到着。露天風呂に浸かり、豪華舟盛りの海の幸を味わって、極楽!
大変でした。一生の思い出が出来ました。
アップダウンにアップアップ
ここは昔何度も車で走ったところ。海岸沿いは平坦な道ではないことは承知していました。アップダウンの多い所と覚悟はしていました。それでもこのコースは厳しいものでした。
車で走った印象とは全く異なることがよく分かりました。海面から50mほどの起伏は数え切れず。もっと高いところにも登ったと思います。50mの登りを30回したとすれば…1500mの山に登った計算になります。
この日は良く晴れ、あちこちから蜜柑の花の清々しい香りが漂い、海も空も素晴らしい青さ、山々は滴るばかりの新緑、コースの厳しさもさりながら、心の洗われる思いがしました。
空青し山青し海青し
日はかがやかに
南国の五月晴れこそゆたかなれ
心も軽くうれしきに
海の原見はるかさんと
のぼり行く山辺の道は
杉檜樟の芽吹きの
花よりもいみじく匂い
かぐはしき木の香薫じて
のぼり行く路いくまがり
新宮出身の詩人、佐藤春夫が故郷、牟婁の山々をうたった「望郷五月歌」の一節。まるで私達のことにぴったりでした。---次の日へ続く
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