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奈良 紅葉狩り 三日目

笠置山~木津川サイクリングロード~京都駅

開催日 2001年11月25日 (日) 快晴
参加者 ジーク/ヒーロー/セーナ/ミワプッチ
ヴェネーノ/ナオボー/サリーナ/サイダー
総合評価 ★★
難易度
走行距離 61km
地域 近畿
奈良県

走行ルート図
地図ベース:東京地図出版 ミリオン59 関西圏道路地図帳

地図:Googleマップgpxファイル/GARMIN Connect/Ride With GPS

コース紹介

笠置山から木津川、桂川、鴨川沿いを一路京都に向けてひた走るコース。ほとんどが自転車路で快適。見どころはこれといってないのですが、平地の自転車道を思い思いに走るのがいいですね。最後には東福寺のみごとな紅葉が!

発着地 累積距離 発着時刻  ルート 備考
笠置山 START 発09:30 一般道・R163 木津川まで激坂下り、国道は車多し
恭仁大橋 10km 発10:00 r44・r46 車少なく走りやすい
泉大橋 16km 発10:40 自転車道 木津川サイクリングロードを一路北へ 途中土手で昼食
上津屋橋 36km 発13:40 自転車道 日本最長の流れ橋、木造でがたがたする
御幸橋 44km 発14:10 自転車道 桂川サイクリングロードを一路京都へ。鴨川沿いは一部ダート
東福寺 59km 着15:30
発16:00
一般道 すばらしい紅葉とすばらしく多い人人人!
京都駅 61km 着16:30
京都タワーで入浴の後「打ち上げ」、別班は紅葉夜景を見に

木津川木津川

笠置山からの激坂(推定勾配15%以上)は手が痺れるくらいにブレーキレバーを握り締めてようやく下りた。絶対に上れそうにない坂だった。

木津川は流れの静かな穏やかな川。川面は全く流れを感じさせないほどだ。その後の国道163号は車が多くて、ちょっと恐かったね。

自転車道を行く自転車道を行く

恭仁大橋を渡ると地方道に入るので、一安心。

そして泉大橋からは土手の上に自転車道が延びる。京都嵐山まで、45km続いているのだ。MR-4で先頭と引くジーク。後を追うメンバー。みんな快適快適!

うしろのさらに後ろの山が昨夜の宿泊地、笠置山。

あんまり快調に飛ばしたので、昼前なのにお腹が『グーぐー』。

土手で休憩土手で休憩

こんなときは土手でお弁当を広げるのが一番! お好みで見繕ったお弁当を頬張り、一服のメンバー。

爽快な青空の下で、こんなのんびりできる時間が一番楽しいね。お昼ごはんのあとは、昼寝なんだけれど今回は寝る暇も無く出発。だから? 午後はペースダウン! まあ、ゆっくり行きましょう。

流れ橋で流れ橋で

思い思いのペースで適当に走り出すと、快調に先頭を行くのは高速回転ペダリングのヴェネーノ、体育会系のヒーロー、やっぱりロード系のバイクだから負けられないとジーク。お疲れセーナもなかなか快調。

のんびりが好きなナオボー、サリーナ、サイダーはあとからゆったりと。

と突然、川面ほど近くに一本の木造の橋が走っているではないか。相当長いぞ。なんと、日本最長の流れ橋なんだって! 渡ると木の板がポコボコと音をたてて跳ね上がる。ちょっと恐いよ。

桂川の自転車道桂川の自転車道

御幸橋で木津川が終わり、桂川へ入る。これを遡れば嵐山へ到着だ。嵐山へはまたいつの日にかね。

私たちは途中から鴨川沿いに進路を取り、一路東福寺へと向かう。ようやく京都の町が見えてきた。

鴨川沿いは道の整備状況は今一つ。途中ダートも出現。

前方の京都の町を目指し、最後の一踏ん張りはセーナとナオボー。

東福寺東福寺

紅葉狩りのとどめはここ。東福寺。人出もすごかったけれど、凝縮された紅葉(ほんとうにモミジが多い)の庭園はみごと。

同じ紅葉といっても、奈良の春日山原始林のおおらかな紅葉はまさに、おおらかな奈良を象徴している。一方、京都東福寺の庭園の紅葉は瀟洒で雅な、まさに、『京』の紅葉だった。

ふたつの都のふたつの紅葉、そして人知れずひっそりとたたずむ紅葉、里山の紅葉…

そんないろいろな紅葉を堪能したすばらしい『紅葉狩り』でした。

ダートと上りもあったから三重丸??

感想 ---by ナオボー

『奈良 紅葉狩り』に参加して、気力・体力ともに充実感を取り戻しました。
皆さま、どうもありがとうございました。

私は途中参加のため走行距離が少なかったのと、危険を感じたら押して歩くというのに徹して、私なりの初級コースを作ったので、翌日からはいつもよりも爽快に日常に戻りました。
これは、みなさんにとても気使いをしていただいたからです。そして個性的なたくさんの愚痴を楽しませていただいたからです。ありがとうございます。

本当に紅葉は見事でしたね。私の何十年の人生の記憶の中にも、これほど見事な映像は収まっていないような気がします。
春日山原始林の紅葉の輝くような光景がまだ網膜に残っています。
紅葉色のオーラを浴びて生命力がアップしたような気分です。東福寺の紅葉は圧倒されるような紅葉の煙幕で、これも凄い!と感動ものでした。しかし、原始林の紅葉と比べるとちょっと疲れた紅葉でしたね。

ふたつの光景を見て、秋になると自然がちゃんと私たちに感動を与え続けてくれるように、地球環境を汚さないような人間の日々の行いが必須だと痛感しています。
ジオポタは地球環境の大切さと自然の素晴らしさを再確認できるので、優しい気持ちがもてますね。

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