0305-4

丹後半島 四日目

天橋立~大江

開催日 2003年04月29日(火)曇
参加者 ナオボー/チューボー/ケンボーズ
ジーク/サリーナ/サイダー
総合評価 ★★★
難易度
走行距離 56km
地域 近畿

天橋立を後ろに
天橋立を後ろに

コース紹介

松林の天橋立をゆっくり散歩し、向かいの栗田(くんだ)半島を経て、のんびりした由良川沿いに大江まで。

地図ベース:国土地理院20万分の1ベース 山旅倶楽部提供 (描画:カシミール3D 他)
地図ベース:国土地理院20万分の1ベース 山旅倶楽部提供 (描画:カシミール3D 他)

地図:Googleマップgpxファイル/GARMIN Connect/Ride With GPS

発着地 累積距離 発着時刻 ルート 備考
岩滝町 START 発09:00 自転車道 はしだてベイホテル
傘松公園 5km 着09:20
発10:00
松林 天橋立を見下ろす
天橋立
 磯清水
7km 着10:20
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松林 全長3.6kmの細長い砂州
智恩寺 8km 着10:40
発11:00
R178
地方道
文殊さん
7月に行われる『出船祭』が有名
栗田湾 21km 着11:30
発11:50
地方道
お昼
 双児岩
23km 着12:00
発13:10
R178
丹後由良駅 28km 着13:40
R178
地方道
ナオボー、チューボー、ケンボーズは輪行
大江高校前駅 56km 着15:40
タンゴ鉄道宮福線

阿蘇海を行く阿蘇海を行く

この湾---『天橋立』より西側---は阿蘇海というそうです。『なんでこないなところが阿蘇なんじゃろ?』とはやっぱり先頭のジークです。

きのうは気が付かなかったのですが、阿蘇海の廻りには自転車道が整備されつつあるようです。ホテルから傘松公園へ上るカーブルカー乗り場まで、湾に沿って自転車道を行きます。

傘松公園へ上るリフト付近傘松公園へ上るリフト付近

公園まではどうやら自転車で上れる道もあるようなのですが、軟弱ジオポタは激坂上りはパス。

ということでリフト乗り場へ向かいます。一人乗りのゆっくりとしたリフトにまたがり、ちょっとふりむけば昨日までのルートと『天橋立』が見えてきます。

リフトから天橋立を見返るリフトから天橋立を見返る

すぐとなりにカーブルカーも走っていますが、すばらしいこの季節はリフトがいいですね。

一人乗りのゆっくりとしたリフトにまたがり、ちょっとふりむけば昨日走ったルートと天橋立が見えてきます。

傘松公園から下に天橋立を見る傘松公園から下に天橋立を見る

あっという間に傘松公園に到着。

股覗きをするサイダー股覗きをするサイダー

どれどれと、みんな逆さになって天橋立を見てみます。

有名な『股覗き』って、そうして見ると、天橋立が天に上る羽衣のように見えるんだって・・・

『え〜。わしにはそうは見えんがの〜』 とは想像力がないサイダーでした。

シバザクラと天橋立シバザクラと天橋立

五月らしく、ここではきれいなシバザクラが咲いていました。

天橋立の松林天橋立の松林

リフトで下山というときに、『あれ〜、切符がないなあ〜』とは、やっぱり我らが無くしもの大王のジーク!

下山したら天橋立を渡ります。天橋立はこんな松林が延々と続きます。

天橋立の砂浜天橋立の砂浜

天橋立は宮津湾と内海の阿蘇海を南北に隔てる全長3.6kmの湾口砂州です。松林の外側がどんなふうになっているのか見てみました。

そこはほとんどビーチのようなところで、実際、夏には泳げるそうです。ここでのんびりひなたぼっこ休憩。しかしその時、突然の砂嵐! 今日は風が強いね

天橋立の松並木の中で天橋立の松並木の中で

左から、かっとびジーク、しんがり役のチューボー、今回の企て人ナオボー、新調サングラスのサリーナ、今日は帽子のケンボーズ、カメラは迷走名人サイダーでした。

磯清水磯清水

途中には冷たい名水も湧き出ていて、みんなボトルいっぱいに汲みました。

海のまん中なのになんで真水が出るんだろうね?

廻旋橋廻旋橋

天橋立の南の端にあるのが廻旋橋。この橋は船が通る際に90度旋回するという珍しい造りで、元は手動でしたが、通過する大型船舶が多くなり、1960年(昭和35年)から電動になったそうです。

残念ながらこの時はちょうど旋回を終えたところで、写真は通常の状態のものです。

智恩寺智恩寺

廻旋橋のすぐ先にあるのは『三人寄れば文殊の知恵』の文殊さん、智恩寺。

毎年7月に行われる『出船祭』では、廻旋橋で暴れていた龍が海上浮舞台へと移動する中、それを鎮めるため小舟に乗った文殊菩薩が、たくさんの灯明で照らされた海を渡って行きます。これはなかなか幻想的です。

栗田半島を行く栗田半島を行く

天橋立を後にし、宮津湾を廻って栗田(くんだ)半島へ入って行きます。対岸は宮津湾を隔てて天橋立方面です。

ここに来てだんだん風が強くなってきました。

追い風に乗り飛ばす追い風に乗り飛ばす

追い風に乗り、すばらしい景色の中を快調に飛ばすサリーナ、ケンボーズ。

『あれが天橋立なんだね~、ここから見ても長いな~。』

湾ではウィンド・サーフィンを楽しむ人々の姿が。

『ものすごいスピードですべってゆくね~』

後ろに天橋立後ろに天橋立

ちょっとまった、今追い風ってことは・・・

ここでひとまず、天橋立をバックに全員集合の記念写真を。

栗田湾へ丘越え栗田湾へ丘越え

栗田半島をぐるりと一周する予定でしたが、帰りは向い風になるということで予定変更。ショートカットして半島を横切り、栗田湾へ向かうことにしました。

道は山の中へと向かいますが、景色はまずまずで上りはそうきつくはありません。あっという間に栗田湾に出ました。よかった〜

栗田湾の海岸でひと休み栗田湾の海岸でひと休み

栗田湾の海岸でひと休みです。

空には鯉のぼりが泳ぎ、海は静かであくまで澄み渡っています。ここは時間が止まったような、のどかなところでした。

栗田湾を通して栗田半島の先端を望む栗田湾を通して栗田半島の先端を望む

『おなかすいたね〜、そろそろお昼にしましょう。』 ということで、舟の手入れをしていた漁師さんに訪ねてみると、この先にレストランがあるとのこと。

国道に入ってまもなくの『双子岩』というお店。ここの荒煮定食はボリュウム一杯でリーズナブルなお値段。全員満腹、満足、と午後の部へ向けて出発。

八雲橋八雲橋

しかし風は強まり、向い風となってきました。北近畿タンゴ鉄道の丹後由良駅に到着。ここから30kmほどはエスケープできません。帰りの電車の時間は決まっています。

きのうから足の調子がおかしいナオボーと、やや体調不良のチューボー、もう一つ自信が?というケンボーズはここから輪行することにしました。

由良川由良川

『福知山までいきたいっ!』 というジークを先頭に、サリーナ、サイダーが出発し、由良川沿いを進みます。

由良川の出口に架かる由良川橋梁は鉄道のみの橋で自転車は渡れないので、しばらくは国道を南下します。

由良川沿いの自転車道のような道由良川沿いの自転車道のような道

r696の八雲橋で由良川の右岸へ渡ると、交通量が少なくなり快適に走れるようになります。

そのうち川沿いにサイクリング・ロードらしき道を発見。進行右手にゆったりとした由良川を眺めながら、これは快適快適とかっ飛びたいところではありますが・・・

由良川沿いを行くジーク由良川沿いを行くジーク

案の定、強風の向い風です。

『ああ〜、あの3人は来なくて正解だったね〜』 と、ぼやくジークとサリーナ。

向かい風の中福知山へ向かう向かい風の中福知山へ向かう

強風に押し戻され、

『福知山までは絶対むり〜、でも大江まではいかなくちゃあ電車に乗れないよ〜』

と懸命にペダルを踏む3人でした。

大江高校前駅近く大江高校前駅近く

最後に一山越えるとそこは、高架にひっっそりとある無人の小さな大江高校前駅でした。

ジーク、一人で福知山までいっといで〜!

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