0512-5
高千穂峡~西郷村
開催日 | 2005年08月03日(水) 曇り/小雨 |
参加者 | サリーナ/サイダー |
総合評価 | ★★☆ |
難易度 | ▲ |
走行距離 | 70km |
地域 | 九州 |
五ヶ瀬川沿いの快適な道を行く
高千穂から、山間を流れる五ヶ瀬川沿いを下り、川水流(かわづる)からは山の中の西郷村を目指します。かわいらしい車輌が走る高千穂鉄道に沿うこの道には、東洋一のアーチ橋青雲橋やひっそりとした八戸観音滝があり、山の雰囲気がすばらしいです。
地図ベース:国土地理院20万分の1ベース 山旅倶楽部提供 (描画:カシミール3D 他)
地図:Googleマップ/gpxファイル/GARMIN Connect/Ride With GPS
発着地 | 累積距離 | 発着時刻 | ルート | 備考 |
---|---|---|---|---|
高千穂温泉 | Start | 発08:45 | R218 | |
青雲橋 | 17km | 着10:00 発10:25 |
r237 | |
八戸観音滝 | 27km | 着11:05 発11:15 |
r237 | |
川水流 (かわづる) |
42km | 着12:15 発13:00 |
r20 R388 |
国道沿いの店で昼食 |
宇納間 | 62km | 着14:40 発15:05 |
R388 | |
西郷村 田代 |
70km | 着15:45 | 泊:児玉旅館/0982-66-2021/2食付/6,500円 |
高千穂を出発
高千穂を出発すると周りは山、渓谷があるということは山の中ということなんですね。
『宮崎って日南海岸が有名だから海のイメージが強いけれど、山ばっかりだね~』 とはサイダー。
『国道の下、川沿いに旧道があるからそれを行ってみよう。』 と雲海橋を渡り旧道への下り道を探しつつ進みます。畑や田んぼと山並がいい感じです。
杉林
ところが山は深くなるばかり。すくっとした桧や杉の林のなかを進むも、川への下り道は発見出来ません。
『旧道は土砂崩れで通れないかもしれないって言っていたから、国道で行こうよ。』 とサリーナの提案で国道へ戻ります。
青雲橋からの眺め
R218は道幅が広く、交通量もそこそこなのであまり問題はありません。
1時間ほどで青雲橋に到着です。五ヶ瀬川から北に伸びる日之影川に架かる東洋一のアーチ橋だそうで、橋からの眺めは絶景といわれているようです。
高千穂鉄道
青雲橋の袂でゆっくり休憩後、五ヶ瀬川に下りる道が発見出来たので川沿いのr237へ向かいます。
するとトロッコのようなかわいらしい車輌が道の上を通過して行きました。延岡と高千穂を結ぶ50kmほどの高千穂鉄道です。この鉄道にはクラシックなトロッコをイメージした車輌やビアホールとなる車輌があるそうです。
八戸観音滝
五ヶ瀬川沿いは山に囲まれた快適な道です。(TOP写真)しばらく行くと八戸観音滝です。高さ40mほどの美しい滝で、崖の中腹には洞窟がありその中には3体の観音様が祀られているそうです。
澄んだ滝つぼの傍でしばらく涼んでいると、『しかけ』のようなものを持ったおじさんが現れました。
『なにか捕れるんですか?』
『あ~、蟹だよ。ときどきウナギがかかることもあるよ。』 としかけを滝つぼに仕掛けます。
川と高千穂鉄道
川沿いにはずっとあの高千穂鉄道が平行して走ります。サリーナの後方にちっこい車輌が写っているのがわかりますか?
早日渡駅付近
早日渡駅の近く、干支大橋付近から川幅が広くなり、道には歩道が付くようになりました。この先でR218に合流すると川水流(かわづる)はすぐそこです。
五ヶ瀬川
川水流での昼食後は五ヶ瀬川を渡り、r20から五十鈴川沿いをR388で宇納間へと向かいます。R388は国道だけれど車はまったく通りません。
農産物直売所
途中、宇納間の近くの道端にこんなものがありました。農産物の直売所。ゴーヤが3本で100円也。安い~! サイダーが手にするのはカボチャ。買ったらお金は白い貯金箱のようなところに入れてね。
宇納間からは五十鈴川を離れ、R388で南へ向かうと西郷村はもうすぐです。
西郷村近く
これまでは細い道だったのですが、ここからりっぱな道とトンネルが出てきてちょっとびっくり。
西郷村は静かで何もないところですが、何故か旅館が数件あります。
宿のおかあさん(旅館というより民宿のようなものだから)に、
『特別な観光地もないようですが、どんなお客が泊まるんですか?』 と聞けば、
『工事の人ですね~』 とのこと。この宿は相当古くからあるようで開業当時からそうなのでしょう。この日も工事の人らしい方が泊まっていました。
そう言えば近くにはダムがいくつもあり、工事中のものも見かけました。ダム工事のためのでしょうか、橋や道路もたくさん作られています。日本の山村部は依然、公共工事に多くを依存しているということでしょうか。
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