2126-1

仁科峠

伊豆 '21

開催日 2021年11月20日(土)快晴
参加者 シンチェンゾー/シュンシュン/サリーナ/サイダー
総合評価 ★★
難易度 ▲▲△
走行距離 50km
累積高度 1,200m
地域 東海
静岡県

仁科峠
仁科峠

コース紹介

修善寺から湯ケ島へ出て湯道で紅葉狩りを。猫越川を遡り風早峠に上り、さらに仁科峠まで上って360°の眺望を楽しみます。富士山を眺めつつ船原峠まで移動し、鄙びた道で土肥まで豪快なダウンヒルを楽しんだら、温泉と海の幸を堪能!

地図:GoogleマップgpxファイルGARMIN ConnectRide With GPS

発着地 累積距離 発着時刻  ルート 備考
修善寺駅
50m
START 発09:20 r349 東京06:57こだま→07:50三島08:09
→08:46修善寺/4,590円、狩野川
湯ケ島
200m
13km 着10:20
発10:40
一般道
r59
出会い橋:女橋(猫越川)と男橋(本谷川)
カエデの紅葉、湯道
持越
360m
18km 着11:05
発11:25
r59 猫越川→持越川
舞寿しの鯵寿司をいただく
風早峠
775m
25km 着12:45
発12:50
r59 笹原/強風注意
平行して伊豆山稜線歩道
仁科峠
897m
27km 着13:05
発13:25
r59
r410
笹原
黄金崎-宇久須港-駿河湾-富士山-南アルプスの眺望
西天城高原
745m
28km 着13:30
発14:10
r410,r59
r411
r59の標高は830m
昼食:西天城高原 牧場の家/0558-55-0787
peak
820m
33km 着14:50
発14:50
r411 1.5kmほどほぼ平坦
棚場山トンネル
670m
38km 着15:00
発15:00
r411 南無妙峠
船原峠/土肥峠
574m
39km 着15:05
発15:10
一般道 立体交差/ルート上は下り
旅人岬
10m
49km 着15:40
発15:50
r17 重岡建治の『家族』像
岬の名付け親直木賞作家笹倉明の『人びとの岬』文学碑
土肥
10m
50km 着15:55 - 民宿野田宗/8,800円+伊勢エビ2,200円/0558-98-0153
日の入り16:37/伊豆市観光情報沼津市観光ガイド

伊豆長岡付近から見た富士山伊豆長岡付近から見た富士山

勤労感謝の日を絡めた紅葉企画を予定していたのですが、週明けの天候が思わしくなく止むなくこれを断念し、別企画に振り替えることにしました。紅葉の名所近くの宿はシーズンということとコロナウイルス感染症対策で定員を絞っているところが多いためか、空きがありません。そこで今回は私たちの宿泊企画としては定番化している伊豆半島にしました。

東京から三島に向かう新幹線こだま号は、いつもはがらがらなのに驚いたことにこの日はほぼ満席。紅葉がいい時期だし月曜日を休めば4連休になるため、皆さんここでお出かけなのでしょうか。コロナウイルス感染症の緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が解除されてほぼふた月という時間も、アクティヴな活動を開始するのにいい頃合いなのかもしれません。新幹線からも、そして乗り換えた伊豆箱根鉄道駿豆線の車窓からもきれいな富士山が見えます。今日は快晴で最高のサイクリング日和になりそうです。

修善寺駅修善寺駅

やってきたのは修善寺駅。

修善寺は温泉があることに加え紅葉の名所でもあるため、この季節は観光客がかなり多いだろうと想像していたのですが、伊豆箱根鉄道駿豆線では混雑は感じられませんでした。

今回の企ての目的はもちろん紅葉を楽しむということなのですが、それは酒のさかなのようなもので、真のそれは西海岸の民宿で温泉に浸かり、おいしい海の幸をいただくということです。

修善寺を流れる狩野川修善寺を流れる狩野川

ということで宿は比較的アクセスしやすい土肥温泉にしました。距離を短くし日没前に到着、ゆっくり温泉に浸かって夕刻から酒を呑むという計画です。ということで修善寺の紅葉は明日に回し、狩野川(かのがわ)を遡ってまず湯ヶ野へ向かいます。

狩野川の対岸の山はうっすら色づいてきたところです。

	狩野川沿いを行くサリーナ 狩野川沿いを行くサリーナ

湯ヶ野までは狩野川の両岸に道がありどちらを行ってもいいのですが、東岸は地方道で西岸は国道なので、私たちは東岸の地方道を選択。

まずは川沿いの鄙びた道を行きます。

田んぼ道田んぼ道

狩野川の支流の大見川を渡ると道は田んぼの中を行くようになります。刈り取られた稲の根元がきれいな黄金色になっています。

先にはこのあと越えることになる山並みがうっすらと見えています。伊豆半島は山なのだ。

伊豆縦貫自動車道伊豆縦貫自動車道

田んぼ道が終わると広くて立派なr319修善寺天城湯ケ島線に出ます。この道は比較的最近整備されたようで、私が知っている道とは印象がだいぶ異なりました。

さらにその上に伊豆縦貫自動車道の高架橋が通っています。時代ともに景色は少しづつ変わっていきます。

尾崎尾崎

広い道はつまらないので、山側を行く古い細道にシフト。この道は集落の中を行くので人々の生活が見えます。

しかし地形に沿って造られているので、それなりにアップダウンがあってちょっときついです。

月ケ瀬月ケ瀬

r319に戻ると狩野川の対岸にいい色の紅葉が見えてきました。ここは月ケ瀬温泉で、赤いのはカエデです。

紅葉はピークの読みがむずかしく、なかなかぴったりの時期に合わないのですが、伊豆のこの週末のカエデはだいたい良さそうです。

市山市山

月ケ瀬温泉の次は嵯峨野温泉です。伊豆には小さな温泉がたくさんあります。

山全体としての紅葉はもう少し先のようですが、伊豆は暖かいので紅葉せずにこのまま葉を落としてしまう木も多いかもしれません。

湯ケ島温泉入口の紅葉湯ケ島温泉入口の紅葉

湯ケ島温泉が近づくと道横のカエデの大木が赤に染まっていました。これは見事。

湯ケ島温泉の狩野川に架かる西平橋湯ケ島温泉の狩野川に架かる西平橋

先にちょっと古めかしい鉄橋が見えてきました。狩野川に架かる西平橋です。

西平橋から見た狩野川西平橋から見た狩野川

この西平橋から見る狩野川には渓流の趣があります。狩野川はこのすぐ上流で猫越川(ねっこがわ)と本谷川(ほんたにがわ)が合わさった流れです。

西平橋を渡ると湯ケ島温泉の中心部です。

女橋女橋

そこには地域の人たちのための共同浴場に続いていた『湯道』があります。これは現在は拡張され散策路になっています。この近くの河原には現在でも『河鹿の湯』という共同浴場が残っています。

湯道に入るとまず猫越川に女橋が架かっています。

女橋にて女橋にて

この周辺のカエデはいい感じで紅葉しています。

今日はやってきた甲斐があったね、とにっこりなのは左から、豪脚シンチェンゾー、いつも大荷物なシュンシュン、紅一点サリーナ、へぼカメラはいつものサイダー。

女橋の紅葉女橋の紅葉

黄緑色からオレンジ色までのグラデーションがとてもいいです。

猫越川の紅葉猫越川の紅葉

猫越川の紅葉には赤も。

男橋付近の紅葉男橋付近の紅葉

女橋を渡ると次は本谷川の男橋です。この橋のデザインは女橋と瓜二つで、両方合わせて出会い橋というそうです。

男橋の東のカエデが最高潮でした。

瑞祥橋から見た本谷川の紅葉瑞祥橋から見た本谷川の紅葉

出会い橋を散策したら自転車に跨がり本谷川の瑞祥橋を渡ります。ここから見た本谷川の紅葉もなかなかです。

猫越川沿いの紅葉猫越川沿いの紅葉

湯ケ島の紅葉を堪能したら、ここからは猫越川を遡ります。

世古橋から世古峡を見る世古橋から世古峡を見る

このあたりの猫越川は世古峡(せこきょう)と呼ばれる峡谷で、河原にもう一つの共同浴場の『世古の大湯』があります。

猫越川猫越川

世古橋を渡って猫越川の左岸に出ると、そこを走るのはr59伊東西伊豆線。ここからしばらくはこの一本道でr411西天城高原線の風早峠(775m)を目指します。

伊東西伊豆線伊東西伊豆線

湯ケ島の世古橋から風早峠までは12kmで560mの上り、平均斜度4.7%。序盤は穏やかな上りが続きます。

世古橋から1kmほど行った水抜で猫越川に持越川が合流し、これからr59は持越川沿いを行くようになります。

持越のイチョウ持越のイチョウ

持越の日向で門野原からやってくるr124吉奈門野原線を合わせた少し先に、いい色になっているイチョウの木があったので、この木の下で休憩です。

イチョウの下の面々イチョウの下の面々

今日の昼食は少し遅くなるので軽食をいただきます。奥のシュンシュンは修善寺駅の舞寿しの鯵寿司を、

鯵の巻き寿司鯵の巻き寿司

サイダーとサリーナは鯵の巻き寿司をいただきました。これ、鯵の身が厚く、とてもおいしいです。

そうそう、アスリートのシンチェンゾーは、そんなものは食わん、ともっと軽いものを口に入れたようです。

鉱業工場の先の持越川鉱業工場の先の持越川

ポツポツと民家が立つだけのところに突然、鉱業工場が現れました。ここでr59からr411へ抜ける枝道が分かれています。

この鉱業工場から先には民家を含め一切建物はなくなります。

本格的な上りに本格的な上りに

そしていよいよ本格的な上りが始まります。

道脇の紅葉道脇の紅葉

道脇の紅葉はかなりいい感じです。

カラーパレットの山カラーパレットの山

カラーパレット!

小滝小滝

小さな滝も。

10%超え10%超え

さらにシフトチェンジしたように道の勾配が上昇。10%を超えるようになり、アヘアヘが続きます。

持越川の谷持越川の谷

右手の空間が開いて持越川の谷が見えるようになりました。向こう側の山は針葉樹が多く、紅葉はあまり見られません。

上るシュンシュンとシンチェンゾー上るシュンシュンとシンチェンゾー

しかし近くの木々はいい調子です。

ヘアピンカーブゾーンヘアピンカーブゾーン

ヘアピンカーブが現れ出すと一段と勾配が上昇し、サリーナとサイダーはカーブで一休み。

その横をロシア製のサイドカーを付けた真っ赤なモーターバイクが通って行きました。

標高690m標高690m

先行していたシュンシュンとシンチェンゾーが大曲がりのカーブで待っていてくれたので、サリーナとサイダーはこれに合流し四人で風早峠を目指しますが、2人はまたすぐに遅れてしまいます。

しかし勾配は少し下がったようです。

あまぎの森入口あまぎの森入口

風早峠まで1kmを切ったところに『あまぎの森』の入口が現れました。ここで一息入れます。

あまぎの森から風早峠へあまぎの森から風早峠へ

ここまでは山道でしたが、あまぎの森から先は道幅が広がり路面の舗装も良くなります。

風早峠手前の道路標識風早峠手前の道路標識

久しぶりに大型の道路標識が見えました。あの突き当たりが風早峠です。

風早峠にて風早峠にて

空間がパッと開いて風早峠に到着。

風早峠はその名の通りに風が強く、寒さを感じます。ここまでは上りであったこともあり暑いくらいだったのに。

風早峠風早峠

風早峠には熊笹の原が広がっています。その彼方のずっと下には宇久須の集落が、さらに先には駿河湾が見えます。

風早峠から仁科峠へ向かうサイダー風早峠から仁科峠へ向かうサイダー

風早峠で一息付いたら寒いのでそそくさと仁科峠(897m)へ向かいます。

ここからが本日一番のきつ〜い上りです。アヘアヘと喘ぎながら上って行くサイダー。

うしろに富士山うしろに富士山

上りはきついものの、うしろにはあの富士山がついにその頭を見せました。

富士山とサリーナ富士山とサリーナ

えっこらよっこらと、なんとか仁科峠に到着です。

仁科峠の面々仁科峠の面々

ようやく辿り着いた〜の面々。

仁科峠から見た山々仁科峠から見た山々

仁科峠から見た富士山仁科峠から見た富士山

ここのご褒美は360°の眺望。

そして富士山!

仁科峠から南に下る仁科峠から南に下る

仁科峠も風早峠同様に風がビュービューなので、写真を撮ったらすぐに下ります。

西天城高原 牧場の家西天城高原 牧場の家

下った先は西天城高原の『牧場の家』。軽食がいただけるレストランです。

この日は快晴で風もそれほどでなく、気温が高いので良いのですが、天候が悪いとさすがにこのあたりは寒くなるため、こうした施設で暖を取れるのはありがたいです。まあ寒くなくともちょっと暖かいものでも一杯口にすれば、ホッとします。

仁科峠へ上り返し仁科峠へ上り返し

西天城高原からは仁科峠へ上り返します。

これにはみんなガックシ。なんで宇久須に下らないのよ〜 ごもっとも。。。

10%10%

この仁科峠への上りは10%でした。腰が痛くなった〜

r411西天城高原線r411西天城高原線

仁科峠からはr411西天城高原線で船原峠(ふなばらとうげ、574m)に向かいます。風早峠まで下ったらちょっと上りです。

見えていた富士山は『魂の山』(933m)のうしろに隠れ、東の山並みが見えるようになります。

魂の山の北の富士山魂の山の北の富士山

魂の山の北に回り込むと、再び富士山が見えるようになります。

船原峠船原峠

その後は豪快な下りで船原峠に到着。

船原峠から土肥へ船原峠から土肥へ

船原峠からは土肥に下ります。

東へ下るr411東へ下るr411

ここで道はいったん土肥とは反対側の東に下ってから、ループで今通って来た道の下をくぐり抜け、西に向かって進みます。

旧道を行く旧道を行く

道が西を向き出すとすぐ一車線になり、山道という雰囲気に。ここから土肥まで長〜い下りです。

この先のルートはいくつか考えられます。大きくはR135を使うか旧道を使うかですが、私たちは迷わず旧道を選択。この道、くねくねくねくねと、どこまでもカーブの連続。

土肥オートキャンプ場付近土肥オートキャンプ場付近

この旧道も最終的にはR135に合流するので、枝の林道のような道を行ってみることにしました。

この道は途中に土肥オートキャンプ場があるようですから、少し荒れていたとしても海側に抜けられないことはないでしょう。

土肥オートキャンプ場付近土肥オートキャンプ場付近

周囲が針葉樹から広葉樹に変わり出すとこの先にキャンプ場があるのですが、もう寒いからかそこに人気はありませんでした。

里に下って来た里に下って来た

この下りは長く、顔を上げているのが辛くなり、首が痛くなりました。

キャンプ場を過ぎるとほどなく視界が開き、小土肥大川の対岸の山が見え出します。

小土肥の集落小土肥の集落

それからきついヘアピンカーブを回ってさらに下ると、ついに小土肥(おどい)の一番上の集落が見えました。

世の中には何を好き好んでこんなところで生活しているの、というところがありますが、この集落もちょっとそんな雰囲気のところです。人の歴史は長く、そこには様々なものがあります。

小土肥から見た駿河湾小土肥から見た駿河湾

この集落まではうねうね道でしたが、ここからはほぼストレートな下りです。それだけ山の勾配が緩くなったということですね。

土肥への下り土肥への下り

西日を浴びつつ土肥へ下ります。

沼津土肥線沼津土肥線

ぐわーっと下ってr17沼津土肥線に出ました。

小土肥海水浴場付近小土肥海水浴場付近

小土肥海水浴場の北にはこちらから見ると岬のような高い出っ張りが見えます。

あの出っ張りの高いところの標高は200mちょっとなのですが、標高0mから200mまでのアップダウンを繰り返すのが西伊豆の海岸です。あれを越えるのは明日にしましょう。

旅人岬から南アルプスを望む旅人岬から南アルプスを望む

r17に入って土肥温泉に向かう途中にあるのが旅人岬です。

空気が澄んでいればここからは南アルプスがよく見えるのですが、この日のそれはうっすら陽炎のようでした。

旅人岬の彫像旅人岬の彫像

そうそう、ここは旅人岬ですが、これより南の宇久須には恋人岬というのがあります。土地の名前というものは基本的には自然についていくことが多いのだろうと思いますが、現代では行政がつけることもありますね。旅人岬はともかく、恋人岬はかなりこっぱずかしいですね。

旅人岬から駿河湾に沈む夕陽を眺める旅人岬から駿河湾に沈む夕陽を眺める

今日は人数が少なかったこともあり、ここまでかなり順調に来ました。予定より少し早く、駿河湾に落ちる夕陽を眺めています。

今宵の宿今宵の宿

旅人岬からちょっと行くと土肥温泉です。

私たちが今宵お世話になる宿は土肥漁港の目の前にあります。

土肥漁港土肥漁港

土肥漁港に陽が沈んでいくのを眺めつつ一休みして、ゆっくり温泉に浸かります。

宴会開始宴会開始

そのあとは、、、

伊勢エビ伊勢エビ

そして、これからはもうちょっと頻繁に伊豆に来よう、ということに!


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