JR内房線浜野駅
今年の夏はとても暑くて各地で最高気温を更新したり、平均気温が何度高いとかの話題で持ち切りでしたが、『暑さ寒さも彼岸まで』のことわざの通りに東京でも彼岸を過ぎると最高気温が30°Cを下回る日が多くなり、少し過ごしやすくなりました。
そして10月に入りここ一週間ほどは16°C-27°Cあたりで朝晩は涼しく、日中も爽やかな気候が続くようになりました。
村田川
そうとなれば走らなければなりますまい。しかしまだ心が走りモードになっていないので、軽く走れる平地を。ということで、やってきたのは千葉県は内房線の浜野駅。千葉駅から3つ目の駅です。
今日はここから佐倉までの60km。前半にある『昭和の森』という大きな公園から流れ出る二本の川、村田川と鹿島川を繋いで走ります。
後半には『DIC川村記念美術館』があり、そこでは私が大好きなジョセフ・アルバースの回顧展が行われているのでこれを覗いてみます。
村田川に沿って走る面々
駅を出て線路沿いを南へ向かうとほどなく千葉市から市原市に入り、村田川に出ます。この川が私たちが今日辿る一本目の川です。村田川は東京湾に注ぐ延長20kmほどの短かい二級河川で、『昭和の森』の『湿生植物園』が源流点の一つになっています。
コスモスとユッキー
ということで、しばらくはこの村田川に沿って走ります。
夏暑かったせいで今年の彼岸花はなかなか咲かずに見に行く機会を逃しましたが、この道端にはだいぶ遅いヒマワリとコスモスが咲いていました。コスモスは花期が長いのでもうしばらく楽しめそうです。
ちはら台
しばらく行くと先に大きな建物が見えてきます。このあたりは『ちはら台ニュータウン』で、この巨大建築はショッピングセンターと映画館でした。
対岸のコスモス
川沿いには田畑が残っており、開発された住宅地はその奥にありここからは見えません。
村田川の両岸の土手にはほとんど同じような道が続いていますから、これは気分次第でどちらを行っても良し。
草で覆われた村田川の護岸
都市部の川の護岸の多くは剥き出しのコンクリートで固められていますが、この川ではそれが最小限に抑えられているため法面が草で覆われ、それほど見苦しくありません。
しかしアクティビティーが発生するほどには魅力的ではないのか、釣り人などの姿は見えません。
狂い咲きの桜
もう桜が咲いている!
ここ数年、異常気象という言葉がほとんど毎年のように聞かれるようになり、もうそれが平常で異常とは呼べなくなったのではないかと思うことが時々ありますが、ここでもそんな現象を見ました。
これは河津桜なので桜の中では早咲きの品種ですが、さすがにこの時期に咲くと、これは異常でしょう。ここではもう一種類、白い桜も咲いていましたよ〜
林を抜ける
今日のコースはほとんど平坦ですが、時々僅かな上りもあります。
そんなところはなぜか林であることが多いようです。
谷戸
これまでは市街地の近くだったのであまり判然としませんでしたが、ここに来て周囲が林で囲まれるようになってきました。この地形は谷戸(やと)でしょう。
千葉県の北部は下総台地(しもうさだいち)あるいは北総台地(ほくそうだいち)と呼ばれる小高い台地で、谷戸が多いところでもあるのです。今私たちが走っているところが下総台地に含まれるかどうかは微妙なところではありますが。なお、谷戸は千葉県では谷津(やつ)と呼ばれることが多いようです。
コスモス畑
市原市を抜けて再び千葉市に入ると小さなコスモス畑がありました。
こうしたコスモス畑のほとんどは花を栽培しているのではなく田んぼの管理のため、雑草を生えにくくし、緑肥を作る目的で植えられています。また休耕田(畑)の管理のためであることも多いです。赤いコスモスに見入るマージコ
コスモスに見入るマージコ。
緑区越智町の杉並木
緑区越智町までやってきましたが、この先の村田川は住宅地の中を流れているので、そこを避けてちょっと南へシフトします。
すると道は穏やかな上りで、杉並木の中を行くように。
杉並木とシュンシュン
その杉並木の中を快調に進むシュンシュン。
杉林を行くマージコ
大木戸インターチェンジの近くで公園通りを渡って枝道に入ると、民家の先は杉林の中を行く地道に。
実はこのあたりは坂の一つ一つは短いものの、意外とアップダウンがあるのでした。
杉林を行くサリーナ
『今日はフラットで楽勝と思っていたのに・・・』と、予定外の押しに呻くサリーナ。
しかしこの杉林は100mほどで抜けられたので、ホッ!
大木戸町の畑
その先にはこんな畑が広がっていました。
手前の植えられたばかりのものは何だかわかりませんでしたが、その向こう側はトウモロコシ。
トウモロコシ畑の横を行く
トウモロコシは夏の作物なので少し遅いように思いますが、この畑では実を付けていました。トウモロコシにも品種があり、秋に収穫されるものもあるそうなので、これはそれかもしれません。
遅い作物といえばこのあたりには枝豆も実を付けていました。これは秋どれ枝豆というものです。千葉県は実は枝豆の出荷量では日本一です。
彼岸花
冒頭で彼岸花について触れましたが、この民家の庭先にはまだそれが咲いていました。
やはり今年はだいぶ遅いですね。
板倉町の谷戸
板倉町でr132号線を渡ると再び谷戸の景色が現れました。この中央を流れているのは村田川の支流のようです。
ガードレールの稲架掛け
谷戸が狭まってきて小山町の集落が現れ、昔ながらのスタイルの大きな農家の前に出ると、道に稲が干されています。
最初は稲架掛け(はさがけ)が作られているのかと思いましたが、実はこの稲の下に隠れているのはガードレールでした。大胆! でも誰も文句を言う人はいなさそうなところですからね。
稲架掛けを眺めつつ進むマージコとサリーナ
『ひゃー、面白い〜、ガイドレールに干している稲って初めて見た〜』 とこれはマージコには大受け。
谷津田保全地区
この奥には谷津田があり案山子がたくさん立っています。ここは休耕田を復田したもののようで、千葉市の谷津田を保全する地区になっており、自然観察会なども行われているようです。奥には日枝神社があります。
黒い米
この一角にある米はちょっと紫色がかった黒っぽい色をしています。おそらくこれは古代米で、この黒紫色の色素はアントシアニンでしょう。その季節になると最近比較的よく見るようになった田んぼアートは、こうした色が異なる数種類の稲を植え分けて作られています。
地理院地図ではこのあたりを村田川が流れているはずなのですが、その姿はありません。よく見れば足元にはコンクリートの蓋が並んでいます。村田川はここでは暗渠になっているのです。この写真で今私が立っているところの下を村田川は流れているのでした。
伝統的な作りの農家
この田んぼのすぐ近くにある民家はほとんどがこんな姿をしており、一目で伝統的な農家であることがわかります。その中の一軒にNGOとあるので、おそらくそこがこれらの田んぼの管理をしているのでしょう。
あすみが丘水辺の郷公園の横を行く
この田んぼからさらに谷戸を遡れば、『あすみが丘水辺の郷公園』に入ります。
あすみが丘水辺の郷公園
このあすみが丘水辺の郷公園は昭和の森のすぐ下に位置しており、調整池としての機能があるようで、湿生植物園から流れ出す村田川やあすみが丘8丁目からの雨水が流れ込んでいます。
ここにはまた『ホタルの流れ』というせせらぎもあり、ホタルの生息地になっているようです。初夏にはきっと幻想的な風景が見られるのでしょう。
昭和の森 下夕田池
あすみが丘水辺の郷公園を出るとすぐに昭和の森に入ります。
昭和の森の入口は多数ありますが、私たちは下夕田池(しもんたいけ)からアプローチしました。
下夕田池の横を行く
この下夕田池のすぐ横に村田川の源流点の一つである湿生植物園があります。
梅林を廻るミッチーとシュンシュン
下夕田池からちょっとえっこらして高度で40mほど上ると、梅林が広がる上のゾーンに出ます。
昭和の森 展望台
この梅林の北東には展望台があり、遠くに九十九里浜の太平洋が望めます。
天気がスカッとしないのがちょっと残念ですが、なんとか太平洋が見えたので記念のジャンプは、左から、マージコ、ミッチー、シュンシュン、サリーナ、ユッキー。カメラはサイダーでした。
昭和の森 サイクリングコース
昭和の森の中にはサイクリングコースが設けられているので、これを使って北側の出口へ向かいます。
午後の部で辿るもう一つの川、鹿島川はこのあたりの水を集めて印旛沼まで約19km流れて行きます。
あすみが丘東3丁目の遊歩道
昭和の森の北に位置するあすみが丘東3丁目の団地の中に遊歩道があったので、これに入って食事処を探すことにしました。
ここは外房線の土気駅(とけえき)の近くで飲食店を見つけるのはそう難しくありません。韓国料理やインドカレーが候補に上がりましたが、一人香辛料が得意でないという者がいたので、無難なところで蕎麦屋に決定。
ぶっかけきのこ蕎麦
ところがこの蕎麦屋さん、住宅地の真ん中にあり、しかも立ち姿が一般住宅そのまんまだったのでちょっとおたおたしました。しかし小さな看板が出ていたので間違いなしと玄関戸を開きました。
外見からして味はあまり期待はしていなかったのですが、意外や意外、香りと歯ざわりの良いおいしいお蕎麦でした。わたしは季節のお蕎麦、ぶっかけきのこ蕎麦にしました。
鹿島川の谷戸に入る
さて午後の部開始です。午後の部は昭和の森周辺の水を集めて流れ出す鹿島川を下ります。
外房線の踏切を越えr20号線を渡ると土気調整池があります。この調整池が今日私たちが目にする鹿島川の流れの出発点です。土気調整池そのものはよくある醜い姿のそれで写真を取り損ねましたが、その先にはまずまずの姿の谷戸が広がっています。
谷戸を行くユッキー
『おいら、谷戸は大好きさ〜、アップダウンが少ないからねぇ〜!』 と、上りが嫌いなユッキー。
稲刈りが終わった田んぼ
田んぼはどこもかしこもすでに稲刈りが終わっていて、ひこばえ(二番穂)が生えてきています。
にんじん畑
これはにんじんの畑。にんじんは今が旬で、鮮やかな緑色の繊細な葉っぱがきれい。
この葉っぱは栄養価が高く食べられるそうですが、スーパーマーケットで売っているにんじんには付いていませんね。その理由は、葉っぱを付けておくと栄養が葉っぱにいってしまい、にんじんが萎びてしまうからだそうです。
そば畑の横を行く
このかわいらしい白い花はそばの花。
きれいだな〜と思ってもこの花の匂いは嗅がないでください。ゲーッとなりますよ!
そば畑
このあたりのそばは収穫まではもうしばらく時間が掛かりそうでです。
再び谷戸田
再び谷戸に入り、谷戸田の横を行きます。
林を抜ける
そして例によって時々林を抜けます。
谷戸の縁のくねった道
谷戸は自然の地形なので、その縁を行く道もまた自然のカーブを描いてくねっています。わたしの好きなカーブ!
野焼き
季節の変わり目は野焼きの季節。田んぼや畑の作物の収穫を終えたら、野焼きをして栄養を土に返してやります。
野焼きには大気汚染を始めさまざまな問題が指摘されており、廃棄物処理法で規制されてもいますが、農業、林業、漁業を営むためにやむを得ないものとして行われるものは、この規制の対象外となっています。
相変わらず続く谷戸
午後の部開始から1時間以上が経ちましたが、周囲の景色はほとんど変わらずで、ずっと谷戸が続いています。
『景色、かわんないね〜、ちょっと飽きてきた〜』 って、こら、誰だ!
鹿島川
ここまで鹿島川の流れをお見せしていませんでしたが、これがその鹿島川です。
かなり細くて今にも消えて無くなりそうですが、この川は印旛沼に流れ込む最大河川なのです。
鹿島川が流れる谷戸
その鹿島川はこんな谷戸の真ん中を流れています。
下泉町出戸の佐倉古道
Googleマップを見ると、この特になんでもなさそうな道に『佐倉古道』という表記が見えます。
佐倉は室町時代に千葉氏が本佐倉城を築き、江戸時代の初期には土井利勝によって近世佐倉城とその城下町が築かれ、中期以降は堀田氏が城主となり11万石の房総最大の城下町となったところですから、古くから各地と佐倉を繋ぐ道があったことは推測できますが、これはいつごろの道なのでしょう。
大井戸町あたり
古い時代には土木技術が発達していなかったので道は当然ながら平らなところに造られることが多かったわけですが、この鹿島川沿いはそれに打ってつけだったのでしょう。
写真にはありませんが、時々伝統的な造りの民家が立っています。
落花生ボッチ
畑に落花生ボッチがありました。落花生ボッチは落花生を野積みしたもので、落花生を乾燥させるために作られます。
落花生は収穫されると、まずひっくり返して乾燥させる地干しが1週間ほどされ、そしてボッチにして積み上げられ、さらに1か月ほど乾燥させられるのです。
ちなみに『ボッチ』とは突起のことを指すようで、落花生ボッチや藁ボッチのボッチは、い草で作られた円錐形の笠で頂点に突起(ボッチ)があるボッチ笠に似ていることから名付けられたと言われています。
野焼きされた田んぼ
この落花生ボッチは雨避けのためにビニールシートが被せられていますが、かつてはそこには稲藁が用いられていました。
ちなみに落花生はピーナッツのことですよ〜
『え〜知らんかった〜 ピーナッツって木の実だと思っていた〜〜』 って誰?
谷当町付近
若葉区の谷当町の集落を過ぎると、谷戸が二手に分かれています。本川は右手へ流れて行き、左手から用水路のような川が流れ込んでいるようです。
この丁度間に、午後の部のメインイベント会場のDIC川村記念美術館があります。私たちが進んでいる道は左の谷戸に向かっています。
DIC川村記念美術館へのアプローチ
その先で坂戸馬渡佐倉道に出て鹿島川の支川を渡り、坂を上るとDICの研究所が現れます。私たちが目指す美術館はこの研究所の北側にあります。
坂を上り切ると右手に杉並木が続いています。これが美術館へのアプローチ道です。
DIC川村記念美術館
DIC川村記念美術館に到着。DICは旧社名を大日本インキ化学工業といい、そこから想像できるように印刷インキを始めとする化学メーカーで、その方面では世界でもトップシェアを誇ります。
DIC川村記念美術館 庭園
この美術館の素晴らしいところはたくさんあるのですが、まずは庭園でしょう。有名な美術館はたくさんありますが、庭園を備えたものとなるとそう多くはありません。しかも入園無料の庭園となるとほとんどないと言ってよいのではないでしょうか。
ここは広大な庭園の入園が無料で、そこには美しい池と様々な彫刻作品が散りばめられています。ちょっとアクセスは悪いですが、この庭園だけでもオススメです。
フランク・ステラ 「リュネヴィル」1994年作
さて、ここに収蔵されている作品ですが、レンブラント、モネ、ピカソなどのいわゆる古典的な作品もありますが、何と言っても20世紀に米国で活躍した芸術家のコレクションが見応えがあります。
フランク・ステラもその一人です。ミニマルアートの画家としてスタートしたステラですが、そのグラフィカルな平面作品は注目を浴び、今日では非常にポピュラーな存在となりました。しかし彼の彫刻作品を見る機会はそう多くはないでしょう。この作品はかつては美術館の入口前の正面に置かれていたように思いますが、今日は玄関の横に移動しました。
これはステンレスを使った作品で板材やパイプなどの既成部品を加工したものと鋳造による部材との組み合わせで出来ています。そして溶融させたステンレスをそれにぶっかけるというとんでもない技法が用いられています。圧巻! 館内には彼の平面作品ももちろん展示されています。
清水九兵衛 「朱甲面」1990年作
玄関まわりで見ることができるもう一つの彫刻作品は陶芸家でもあり彫刻家でもある清水九兵衛(きよみず きゅうべえ)の「朱甲面」。私はこのシリーズを勝手に赤ベロシリーズと呼ばせてもらっています。
この方は陶芸家六代清水六兵衛の養嗣子となり、清水洋、清水裕詞として活躍しましたが、その後『五東衛』の名で彫刻作品を発表すると、陶芸の道を絶って彫刻家に転身して清水九兵衛を名乗りました。九兵衛となって3年の後に初めてアルミニウムによる作品を発表しました。この当時はまだこの作品のような朱色の着彩はされていませんでしたが、公共空間や野外に彫刻を設置する動きが広がったことから、耐久性の問題を解決する目的で着彩が行われたと聞いています。
清水九兵衛 は六代清水六兵衛の急逝を受けて七代六兵衞を襲名し作陶を再開しましたが、その後長男に八代清水六兵衞を襲名させて彫刻の道に専念したようです。
玄関まわりの彫刻作品についてはこれくらいにして、この時回顧展が開催されていたジョセフ・アルバース (Josef Albers,1888-1976)について少しだけ紹介します。アルバースは1919年にドイツのヴァイマルに設立された美術と建築に関する総合的な教育機関であるバウハウスの第1期生で、また卒業後はそこで教鞭をとった人でした。バウハウスの閉鎖後は米国へ渡り、ブラック・マウンテン・カレッジやイエール大学で教えました。この人を私が初めて知ったのは今から半世紀近くも前のことで、その時出会った作品はいくつかの正方形が組み合わさった明快ながらも微妙なニュアンスの色使いが印象的なものでした。『正方形賛歌』シリーズの一つでした。
ここに作品そのものを掲載できないのが残念ですが、彼は特に色彩と形態の関係について深く研究した人で、ほとんど同じフォーマットによる『正方形賛歌』シリーズは20年以上にわたり制作し続けられ、2000点以上が生み出されたといいます。今回の展示で特に面白かったのはアルバース自身が正方形賛歌の制作について解説しながら、実際に描いていくビデオです。私はこれまでいくつかアルバースの作品を観て来ましたが、どうやって描いたのか確証が持てませんでした。ただ、境界線に微妙なゆらぎがあり、機械的に描かれたものでないことだけはわかっていました。実はメキシコの美術館で大きな正方形賛歌を観た時に、絵の具に触れそうなくらいに近づいてみたのですが、やはり筆の跡は見つからず、ペインティングナイフかなとは思ったのですが。ビデオでは油絵の具をチューブから絞り出してメゾナイト(こたつの裏面によく使われている硬質繊維板の一種)の上に直接置き、ペインティングナイフで薄く塗り伸ばして描かれていました。隣り合う色の境界は絵の具が重ならないように慎重に作業がされていたのが印象的です。
ちょっと話は変わりますが、エルメスのスカーフに "carré(カレ)" というシリーズがあります。"carré" は正方形という意味ですが、現在まで続く『アーティスト・カレ』シリーズの第一弾は今から15年ほど前に発表されたもので、そこにはアルバースの『正方形讃歌』シリーズの中の6点が使われました。
佐倉の民家
さて、たっぷりアルバースを眺めたら佐倉へ向かいましょう。
JR佐倉駅付近
佐倉は先ほど述べたように歴史のあるまちなので見所もそれなりにありますが、今日は時間切れです。
京成佐倉駅
佐倉にはJRと京成の二つの駅がありますが、これらはちょっと離れているので間違わないように。今回は全員京成が便利ということで、京成佐倉駅へ。
今晩は雨予報で空模様がだいぶ怪しくなってきているのですが、なんとか降られずに無事に京成佐倉駅に到着です。
駅前の居酒屋
駅に着いた時にはかなり冷え込んできており、一杯やりたい気分です。うまい具合に駅前に焼き鳥屋さんがあったので駆け込みました。
いや〜、今日はアルバース展にお付き合いくださいまして、ありがとうございました〜(笑)