宿を出発
野沢温泉6日目。明日はもう帰る日です。今日の天気は曇りがちで、気温もこれまでより少しは涼しそう。ということで、上ノ平高原手前のサンセット・ポイントまで上ってみることにしました。上ノ平高原まで上るかどうかはその時の気分次第。
写真の左は宿のコーナーハウス、右は自転車を置かせてもらった倉庫です。
出発直後の下り
まずは昨日訪ねた麻釜方面へ。
野沢温泉の中心部は道が細く、アップダウンが多い。出発直後はちょっと下りますが、
今後はキツい上り
すぐにキツい上りになりました。すでに押し。
釜神の前のサイダー
そんな200~300mの小道を行くと、麻釜の北側に出てきました。
『ここは昨日見た『釜神』だね~』とサイダー。
麻釜の前のサリーナ
そして麻釜を回って進もうとしましたが、地図を見るとどうも方向が違うようです。
麻釜の手前の小道を左に進まなければいけませんでした。ちょっと戻ってその道へ。
山道に入る
改めて入った道は、すぐに周囲が森の山道となりました。
『静かでいい道だね』とサリーナ。
勾配がキツくなった
静かな道は、その後すぐにワインディングの急坂となりました。
他に通る車も自転車もないので、ゆっくりゆっくり、わっせわっせと上ります。
T字路に到着
宿から1kmほど来たところで、山道はT字路にぶつかります。ここから左に進めば上ノ平高原までは一本道。
写真はT字路の右手を見たところ。レストランなどの建物の向こうにファミリー用ゲレンデが見えます。
スイス風のホテル
一本道を左へ進むと、芝生の向こうにスイスに来たのかと思うようなオシャレなホテルがありました。
この向かいには『日本スキー博物館』があります。
スキー場の前を進む
道沿いにある数軒のホテルの前をさらに上ります。正面はスキー場。建物があるのはこのあたりまで。
山道を上る
その後は森の中の山道となりました。
天気は曇り。標高は宿より150mほど高くなり、割と涼しく感じます。
森の中を上る
といっても、森の藪からは蚊が襲ってきます。蚊を避けながら黙々と上る。
下の景色が見えた
少しだけ南の視界が開け、先ほど通ってきたホテルの建物が見えます。
上ってきたね~、と言ってもまだサンセット・ポイントまでの1/3くらいか。
スキーコースが見えた
ところどころでスキーのコースになっている山肌が見えます。
この道も冬には雪に覆われてしまうのでしょうね。
上り続ける
つづら折れの道が続きますが勾配はそれほどでもなく、ペダルを回し続けます。
雲が近い。暑くないのは野沢温泉に来て初めてで、これはありがたい。
野沢温泉の街が見える
そして周囲の木々がなくなり、南の見晴らしのある場所に出ました。
少し雲がかかっていますが、眼下に野沢温泉の街が見えます。
まちとスキー場を見下ろす
先ほどより随分高くなりました。
スキー場が広がり、写真の左中程に見える白く細長いものは『野沢温泉シャンツェ』。スキーのジャンプ台です。
サイダーが上る
『もう1回曲がったら、サンセット・スポットに着くよ~』とサイダー。
足元ではススキがたくさん穂を伸ばしています。
サンセット・ポイント到着
そして、ついにサンセット・ポイント到着。(TOP写真も)
ここは標高960m。気温は23.6度と涼しく快適です。日本の夕日百選に選ばれた場所だそうですが、夕日でなくても眺めは上々。見晴らし台からは丘の向こうの千曲川も見えています。その背後の山々は雲の中ですが、晴れていれば斑尾山、そして黒姫山、高妻山、妙高山も見えるらしい。
景色が雲に隠れる
そんなことが書いてある景色の看板を眺め、交代してサイダーの写真も撮ろうとしたら、あっという間に雲が出てきました。ありゃりゃ、何も見えないよ~
その上、ポツポツと雨粒が落ちてきた。
雲の中を下る
あたりは雲に覆われて真っ白です。こりゃいかん、早く引き上げよう、とこれ以上上るのは諦めてさっさと下り始めました。
上ノ平高原はまた次の機会に。
森の中を下る
雨がどうなるかと思いましたが、下り始めてしばらくしたら雲がなくなってきました。
山の上の方だけ雲がかかったのでしょう。森の中をビューンと下る。
斑尾山が見える
かなり下りてきたら青空も出てきました。
雲の間から斑尾山のギザギザも見えています。
日本スキー博物館
結局400mくらいの標高差を上り、かかったのは1時間少々。そして下るのはあっという間です。
まだ時間は早いので、日本スキー博物館に立ち寄ってみることにしました。
ハンネス・シュナイダー
かわいい小さな建物だと思いましたが、意外に展示が色々あって興味深いものでした。
写真はハンネス・シュナイダー氏。オーストリア出身の『アルペンスキーの父』と呼ばれる方で、スキー映画を制作しスキーの技術本を記したことで、世界中にスキー技術が広まったそう。その映画『スキーの驚異』がここで見られるのも面白い。1930年に来日し、野沢温泉でもスキー指導を行ったそうです。
札幌オリンピック
そして、冬季オリンピックの展示の中では1972年、懐かしい札幌オリンピックに目が留まります。
『さあ笠谷!』、思い出しますね~ それにしても、ヘルメットを被っていないとは今見るとちょっと怖い。
山ソリ
こちらの展示は、日本の昔の生活に密着した『スキー』。
荷物を乗せて滑らせたり引っ張ったりして運ぶ山ソリが展示されています。
竹のミニスキー
こちらは竹を曲げたり組んだりして作ったミニスキーです。
スキーで遊ぶ子どもたちの絵
こんな風に使って遊んだよ、という絵がありました。楽しそう、やってみたいですね。
雪の中の仕事道具
こちらは雪の中での仕事道具。木製シャベルは『コウズキ』、雪の上を歩くには長靴に『カンジキ』を取り付けます。
ゲレンデのリフト
1時間ほど博物館を楽しんだら、宿に向けて出発。帰りはちょっと回り道をして野沢温泉村の中心地を横断します。
博物館を出るとすぐにゲレンデ。今は動いていないリフトが出番を待っています。
大湯とサリーナ
林の中を抜けたら、住宅が並ぶ細い路地をどんどん下ります。まっすぐな道がほとんどなく迷路のようで楽しい。
そして、大湯の前までやってきました。コンビニで買い物を済ませ、宿に帰ります。
河原湯
シャワー、昼食、休憩とまったり過ごし、夕方には温泉。ああ、いい生活だなあ。
今日は大湯のすぐ近くにある『河原湯(かわはらゆ)』です。この名前は、昔は渓流に沿った凹地河原にあったからとのこと。
河原湯の内部
こぢんまりとした湯船。そしてお湯は熱いです。そういえば『熱くて朝湯に良い』と書いてあったような。
水を差してなんとか浸かったあとはホカホカ、やっぱり温泉は偉大です。
そばサラダ
そして夕飯は、“全部入り”のそばサラダ。明日はもうここを発つので、残った食材の消費に努めなければいけません(笑)
