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イタリア

開催日 2007.10.07(日)- 10.22(月)
参加者 サリーナ/サイダー
総合評価 ★★
難易度
走行距離 355km

ぶどう畑のキャンティの丘陵
ぶどう畑とキャンティの丘陵

コース紹介

イタリア、世界遺産だらけのイタリア、中世の街はブオノ! 食べ物がおいしいイタリア、食事は全部ブオノ! ワインがおいしいイタリア、ワインももちろんブォオ~ノ! さてさてどうしましょう?

ローマとフレンツェで古代ローマからの遺産を楽しんだ後は、トスカーナ地方のフレンツェから南東に広がるぶどう畑(ワイン好きならだれでも知っているコケコッコーマークのキャンティ)をおいしいワインを味わいながらゆっくりと巡ります。 ワインのぶどうって、どちらかというと痩せた土壌の傾斜地に育つんですね。 うねった丘にパッチワークのように広がるぶどう畑。 丘陵地。 つまり坂だらけってことです! しかしそれに見合うだけのおいしいワインが楽しめるのがすばらしい~。

キャンティの先には中世の街、シエナとサン・ジミニャーノが待っています。 シエナのカンポ広場でゴロンと寝転べば中世の建物が360度に広がります。

塔で有名なちっちゃな街サン・ジミニャーノは丘の上にあり、アヘアヘしながら坂道を上る途中で、遠くから何十本もの塔が見え出したときには感動ものでした。 このあたりには他にもたくさんの中世の街があり、ほとんど紹介されていないそれらもとっても魅力的です。

お次はアッシジへ移動です。 聖フランチェスコで有名なこの街もやっぱり中世の都市。 こちらもやっぱり丘の上にあり、光り輝く街全体がどんどん近づいてくる様は圧巻! 

アッシジからはトルジアーノでワイン博物館を覗いたりしたあとペルージャへ。 ペルージャも中世の都市なのですが、大都市で丘の上にあるもんだから、ここの上りはちょっと大変です。 やっと着いたと思ったら街の中は大混雑。 なんとチョコレート祭りの真っ最中! ペルージャってチョコレートで有名なんだって。

最後はペルージャからトラジメーノ湖を廻り湖に飛び出したカスティリオーネ・デル・ラーゴまで。

中世の街はどこでもたいてい丘の上にあるので、いつでもけっこうな上りでちょっと大変でした。

ローマとフレンツェはものすごい人でした。 フィレンツェのシニョーリア広場では人の頭しか見えません。 ローマのスペイン階段にいたってはまるで甲子園球場のようで、なんと階段が見えない! オードリーがいたっていったいどこにいるのやらさっぱりだったでしょう。 しかし、バチカンの塀だけはたっぷり鑑賞しました。2時間待ちだったからね(笑)。  まあ一度くらいこうした風景を見るのも悪くはないか… な。

でもやっぱり旅は田舎がいいですね~

全行程の地図
地図ベース:Perry-Castaneda Library Map Collection

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day 月日 コース 走行距離 備考
1 10.07 (日) 成田13:35(JL409)→19:15Roma
日本航空:160,750円
泊:Hotel Virginia
2 10.08 (月) Roma散策
泊:Hotel Virginia
3 10.09 (火) Roma散策 33km 泊:Hotel Virginia
4 10.10 (水) Roma08:35→10:06Firenze
Firenze~Greve in Chianti
33km 列車ES4930
泊:Montechiari in Chianti
5 10.11 (木) Greve in Chianti~Siena 58km 泊:Villa Fiorita
6 10.12 (金) Siena散策
泊:Villa Fiorita
7 10.13 (土) Siena~San Gimignano
San Gimignano散策
45km 泊:Hotel San Michele
8 10.14 (日) San Gimignano~Firenze 62km 泊:Por Santa Maria
9 10.15 (月) Firenze散策
泊:Por Santa Maria
10 10.16 (火) Firenze散策
泊:Por Santa Maria
11 10.17 (水) Firenze08:09→10:39Assisi
Assisi散策
10km 列車3153
泊:San Rufino
12 10.18 (木) Assisi~Perugia 44km 泊:B&B Spagnoli
13 10.19 (金) Perugia散策 15km 泊:Residence Domus Volumnia
14 10.20 (土) Perugia~Castiglione del Lago
Castiglione del Lago16:45 → 18:46Roma
54km 列車
泊:Hotel Virginia
15 10.21 (日) Roma
 Roma21:45(JL400)→


16 10.22 (月) →16:50成田

Hotel:
Roma/Hotel Virginia/+39-064-457689/Via Montebello94/110€/朝付
Greve/Montechiari in Chianti/+39-055-8544767/Via di Zano 30/80€/B&B
Siena/Miniresidence Villa Fiorita/+39-057-744877/Viale Cavour, 75/55€
San Gimignano/Hotel San Michele/+39-0577-940596/Localit_ Strada 14/80€/B&B
Firenze/Por Santa Maria/+39-055-216370/Via Calimaruzza 3/80€
Assisi/San Rufino/+39-075-812803/Via Porta Perlici 7/54€
Perugia/B&B Spagnoli /+39 -075-5735127/ Via Cesare Caporali 17/55€/B&B
Perugia/RESIDENCE DOMUS VOLUMNIA/+39-075-393032/Via Assisana, 49/60€

概要

スライドショウ(06'23" キャプション付 音声:BGMのみ)

古代ローマの水道橋
古代ローマの水道橋

ローマ散策

大観光地ローマは、2000年を越える遺産がまさに年輪のように積み重なり、少なくとも1000年くらい前の建造物があちこちにあって現在も使われて生きている。 言うなれば現在も生きている世界最古の都市です。 

そんなローマ市内をさらっと観光、ちょっと行きにくい郊外の旧アッピア街道から古代ローマの水道橋を自転車で巡ります。

ぶどう畑
ぶどう畑

フィレンツェ〜グレーヴェ・イン・キャンティ

トスカーナのフィレンツェから南に広がるキャンティにはすばらしいワインがあります。 そのぶどう畑を眺めつつ、140種類以上のワインのテイスティングができるエノテカ(ワインが楽しめるところって感じの意味かな?)があるグレーヴェ・イン・キャンティまで。

パッチワークのぶどう畑は美しく、その中を行くアップダウンの坂道がすばらしい!

キャンティの丘陵地をシエナに向かう
キャンティの丘陵地をシエナに向かう

グレーヴェ・イン・キャンティ〜シエナ

トスカーナのキャンティの旅の続きです。

グレーヴェから城塞都市ラッダを廻り、美しいゴシックのドゥオモとイタリアでもっとも美しいといわれる貝殻のような形をした広場があるシエナへ。

丘の上にあるラッダからは美しいキャンティの丘陵地が一望にでき、シエナでは中世からゴシックにかけての素晴らしい建物とシエナ派と呼ばれる絵画が楽しめます。

美しい塔の町サン・ジミニャーノ
美しい塔の町サン・ジミニャーノ

シエナ〜サン・ジミニャーノ

トスカーナのシエナから、城壁で囲まれた小さな中世の街モンテリッジオーニを経て、クリスタルガラスで有名なコレ・ディ・ヴァル・ド・エルサの街を散策し、いくつもの塔が青空に突き出るサン・ジミニャーノまで。

フィレンツェ
フィレンツェ

サン・ジミニャーノ〜フィレンツェ

トスカーナ地方のサイクリングの最後は、美しい塔の町サン・ジミニャーノを後にし、中世の町チェルタルドからモンテスペルトーリを経て、花の都フィレンツェへ。

アッシジのサン・フランチェスコ聖堂
アッシジのサン・フランチェスコ聖堂

アッシジ

ウンブリア州はスパズィオ山の袂、聖フランチェスコの縁の地、丘の上に輝くアッシジへと向かいます。

ペルージャへ向かう
ペルージャへ向かう

アッシジ〜ペルージャ〜トラジメーノ湖

ウンブリア州のアッシジを後にし、トルジャーノでワインを、ペルージャではチョコレートを楽しんだ後、ローマとカルタゴのハンニバルとの戦いの地であるトラジメーノ湖に浮かぶように突き出たカスティリオーネ・デル・ラーゴへ向かいます。

参考資料

ガイド ブック lonely planet (豪)
バックパッカーのバイブル。 安宿、キャンプサイト、安レストランの情報があり安価に旅するのには実用的。 反面、写真や図はほとんどなく解りにくい面があり、歴史的な解説では後述のミシュランに及ばないが、常に生の情報を提供しようという姿勢がある。
ガイド ブック MICHELIN (仏)
Green Guide Italy
日本語版は無くなったので英語版か仏語版を。 情報は密度高く、信ぴょう性が高い。 歴史的なものの解説には定評がある反面、現代的な情報に弱い。 歴史的なガイドとしては完成度が高く、歴史が揺るがない限り何年でも使える。 私たちが使ったのは1980年代に出版の英語版のもの。
ガイド ブック MICHELIN (仏)
Green Guide Rome
同上
地図 MICHELIN
563 Toscana,Unbria他
車中心の地図だが自転車にも便利で、景観の良いところがわかる。グリーンガイドも同様だが、鉄道情報は弱い。

持ち物リスト

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